ものづくりとことだまの国

縄文・弥生・古墳時代の謎。古神社、遺跡、古地名を辿り忘れられた記憶、隠された暗号を発掘する。脱線も多くご容赦ください

石と土と火の縄文時代

【縄文の自然科学・考】二項対立(陰陽)と転変(五行)の思想【ぐるぐる渦巻】

はじめに 考古学の資料でよく目にする #縄文の祭祀 とは何でしょうか?このシリーズ最終回として考えてみました。自然の #二項対立 と #転変 をあらわす #ぐるぐる渦巻文様。直感的に #陰陽五行 の原型のようなものを想起させます 目次 縄文祭祀とは何ぞや …

【縄文中期の大文化圏】新富士噴火が繋いだ?諏訪と西南関東。二つの土器文化圏【富士眉月弧】

はじめに 見学した #井戸尻考古館 の #富士眉月弧(ふじまゆづきこ)の説明。#藤森栄一 氏の土器編年で見えた縄文中期、諏訪と西南関東の繋がり。その契機は五千年前の #新富士噴火 の可能性が高い(新富士噴火で現在の富士山の姿に。古富士より千mも山体を…

【井戸尻考古館】躍動する在野の考古学精神の系譜

はじめに 八ヶ岳南麓 #井戸尻考古館。初見学で驚かされたのが縄文中期の文化に対するユニークな考察と説明。その根底には世代を超えて紡がれてきた在野の考古学精神があると思われます #藤森栄一 #武藤雄六 #森本六爾 目次 井戸尻考古館の面白さ 在野の考古…