私は四天王寺さんと通天閣(つうてんかく)、それぞれ近い所に住んでいる。
どちらも歩いて十分かからない。
だいぶん前の話だが、観光の若者グループに、通天閣の「ろうそくく」にはどう行けばいいですか?と、
家の前で尋ねられたことがあった。
それは「なにわく」と言うのだ。旅の若者たちよ
100メートルのタワーのそばまで来ながら、一向に見えないので心配になったそうだ。
ビルが視界を遮り、今では見えなくなってしまった。
通天閣は戦前が初代、今のが二代目(写真が小さくてすみません)
初代はパリのエッフェル塔を模した
シャンゼリゼや凱旋門もセットになっていて、通天閣界隈を「新世界」と呼ぶのはその名残だ。
それぞれ今は、新世界商店街、商店街の入口ゲートになっている。
想像できまい ( ̄ー ̄)
写真には当時の未来交通、ロープウェイが写っている。
この未来都市は、グーグル地図で「遺構」を確認することができる。
「通天閣」で検索し俯瞰してみよ。さすればパリの街並みが偲ばれるてあろう、若者よ。
なぜ人々はここに未来都市を建設しようとしたのか。
規模、参加国数ともに「国際万博」クラスだったそうで、パリをライバル視していたらしい。
そういえば、このたびのEXPO2025では、当初、パリと争っていた。
歴史は繰り返す
ライバルを今こそ助けねば
https://jp.ambafrance.org/article14477
冒頭の未知との遭遇(またはスーパー銭湯の天井)みたいな写真は、通天閣を真下から撮影したもの。
ここ十年ほどの間に復刻した天井画だ。
大阪の老舗化粧品メーカーがスポンサーで大正ロマンの優しい色使い。