ひめさまが かなでるびわの みずおとは いやさかいのり しまいつくこえ
法案寺南坊(大阪市中央区島ノ内)北側は道頓堀。繁華街のど真ん中にある。
大阪七福神(川柳)、七回目
大阪七福神も最終回。
最後は「素直」に詠んでみた。おっさんには至難の技であり、殿(しんがり)にご登場いただいた。
七福神の紅一点。
大国さんの大国主、戎さんの事代主(ことしろぬし)とともに出雲の神様。
七福神では、琵琶を持つインドの女神様(サラスヴァティー)と習合した。
イチキシマヒメ。辺津に居てシマを祈るヒメ
「シマ」はイワクラのある所
「日女」は「ヒメ」。私の造語ではない。
「弥栄」は「いやさか」。「やさか、八坂」に通じる。
「斎く」は「いつく」。「厳島」も同じ。
琵琶の音は水音を象徴している。
皆さんは流れる美しい水音を言葉で表現できるだろうか?
「さらさら」・・・ぐらい。オノマトペを使いこなす私たちでも難しい。
水音(水辺)の記憶を、琵琶をモチーフに、それぞれの心に響く音として再現しようとしたのだろう。
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法案寺さんには「しんたろう」が居た。