※お詫び。当初、「イサクに水を供するリベカの図」を長刀鉾で紹介していましたが函谷鉾の誤りでした(7月16日)
2019年京都祇園祭・山鉾巡行(前祭さきまつり)は7月17日(水曜日)平日
巡行に向けて、昨日(7月14日)から各鉾町で山鉾が建ち始めました。
今年の巡行順に山鉾を紹介します。
前祭では23基の山鉾が巡行しますが、本日は前半12基を紹介します。
残り11基は明日アップします。
2016年・巡行当日朝の写真もあるものはアップしました(特に鉾は当日でないと気軽に見られないものがありますため)
1 長刀鉾
あまりの人混みで説明板撮影できず。以下公式サイトよりコピペ
鉾先きに大長刀をつけているのでこの名で呼ばれる。長刀は疫病邪悪をはらうものとして、もと三条小鍛冶宗近の作が用いられていたが、現在は大永二年(1522)三条長吉作の長刀を保存し、複製品を鉾頭としている。この鉾は古来「くじとらず」といい毎年必ず巡行の先頭にたち、生稚児の乗るのも今ではこの鉾だけである。真木のなかほどの「天王座」には和泉小次郎親衡の衣裳着の人形を祀っている。屋根裏の金地著彩百鳥図は松村景文(1779~1843)の筆、破風蟇股の厭舞と小鍛冶宗近が神剣を造る姿の木彫胡粉彩色の彫刻は片岡友輔の作である。 前懸はペルシャ花文様絨毯、ペルシャ絹絨毯(古)、胴懸には中国玉取獅子図絨毯、十華図絨毯、梅樹図絨毯、中東連花葉文様インド絨毯など16世紀~18世紀の稀少な絨毯が用いられていたが、現在はその復元品を使用。見送は雲龍波濤文様綴織が平成17年に復元新調されている。平成20年度に下水引全面の新調が完了した。
2 蟷螂山(山一番)
3 芦刈山
4 木賊山
5 函谷鉾
タペストリー(エジプト天空図、見送)は函谷鉾公式サイトより拝借。
函谷鉾 イサクに水を供するリベカの図(前懸)。16世紀のベルギーで織られたタペストリーで重要文化財。(以下公式より)原品は十六世紀末ベルギー製、旧約聖書創世紀第二十四章の説話より取材したアブラハムの子「イサクの嫁選びの図」図柄は娘リベカからアブラハム家の老僕エリアザルが所望の水を受けるところ、右上には騎馬に乗ったイサクの姿が見える(2016年7月 山鉾巡行 当日)