母方のご先祖様(百姓家)の菩提寺で、お盆休みにお参りしてきた。
京都市右京区京北井戸町丸山。右京区と云っても京都市内から車で約1時間。京都駅からだと1時間半。
周山(しゅうざん)街道(国道162号線)・北山杉の山あいをひたすら北上する。
バスで行くなら周山から「京北ふるさとバス」に乗り換え、約15分、山国御陵前下車、徒歩10分。




光厳天皇(1313~1364)が貞治元年(1362)に開く。正式名称は「大雄名山萬壽常照皇禪寺」
元々、天台宗の古寺だったそうで、山腹の斜面に立てられている。その前、はるか古代の姿も気になるところだが、お盆参りなので妄想は自粛。よかったら写真で探してみてください。いくつかこん跡らしきものを写してますから。
(Wiki)後醍醐天皇の失脚を受けて皇位に就いたが、鎌倉幕府の滅亡で復権した後醍醐天皇が、自身の廃位と光厳の即位を否定したため、歴代天皇126代の内には含まれず、北朝初代として扱われている。実際には弟の光明天皇が北朝最初の天皇であり、次の崇光天皇と合わせた2代15年の間、光厳上皇は治天(皇室の長)の座にあって院政を行った。
山門に近いほうの庭園には「御車返しの桜」「九重桜」「左近の桜」が並び、春の常照皇寺は桜の名所。
秋は境内のモミジが紅葉し、冬は北山の積雪が美しい庭になる。
一年を通して楽しめる景色は、機会があればあらためてお届けしたいと思っている。(冬はスタッドレスになるので不可、笑)