今週のお題「運動不足」
令和元年10月22日、新天皇の「即位礼正殿の儀」は休日。
午前中ブログを書いていて、お昼を済ませた後、「とこしえ秋祭り」の古代の葦舟造りを見学しようと、高津宮まで行った。
葦舟造りは8年ほど前に、地域の人たちの交流を考えて、宮司さん発案で始まったそうだ。
毎日、通勤で鳥居をくぐり、境内横の梅林を歩いている私でも知らなかった新しいお祭り。
葦舟造りを撮影しながら、もっとたくさんの人に参加してもらいたいというお話を聞いていて、私も飛び入り参加。
葦舟造り(柔軟性の不足を実感)
下っ端で指示いただいた作業を始めた。
舟の木枠に割竹を格子状に巡らせ、格子の部分を樹脂の結束具で締めているが、結束具のピヨヨーンとあまった部分をはさみでカットして見映えるよくする作業。
作業は簡単なものの、高い所や低い所、時には舟底に潜って、背伸びしたり、かがんだり・・・いろいろな体勢をとりながら作業してゆく。
運動不足で身体がカチコチに硬い。約30分「ウッウッ」と勢いをつけて作業をしていて身体が慣れてきたころ、当面の作業は終了。
すこし手が空いたので、摂社の比売古曽(ひめこそ)神社の写真を撮ろうと境内に上がる。
井戸掘り(運動不足による筋力の衰えを実感)
本殿横で、男たちがロープを引いて離しを繰り返し、鉄管を地面に打ち込んでいる。
聞くと、かつて高津宮の境内には井戸があったらしいが、今は埋められて無くなっているので復活プロジェクトで8月~11月の毎週日曜のスケジュールで掘っているとのこと。知らなかった・・・
で、ここでもお手伝いをすることに。
皆で力を入れてロープを引くと、井戸の中に立った鉄管が上がり、離すと鉄管がドスンと落ちて、底に喰いこみ井戸を掘る。
参加の始めは、上げ下げワンセット20回、終盤は25回、この日の一番最後は50回。
こんなキツイのは久々。終わり頃には指の筋肉まで痛い 笑
このハードな作業、他の人たちは8月から毎週日曜、今日だけで朝9時ごろからしている・・・本当にご苦労様。
10月22日段階で、全体のまだちょうど半分ぐらいの深さまで掘れているとのこと。
参加自由 求ム!井戸掘りびと
せっかくなので弱小ながら当ブログでも求人募集させてもらいます。
報酬ナシ!神様への奉仕であります
最終日11月23日(土曜日)まで毎週日曜、掘ってるそうです。近くの方で都合がつく方はぜひ。
報酬ナシですが、体力がつきます。運動不足、たった1日で補えます。
学生諸君はエントリーシートに書けます。
小判(大判)や勾玉など出たら、こっそり山分けできるかも知れません
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井戸掘りの作業が終わって、葦舟の方に戻ると作業が終わっていた。
ほんの数十分の参加だったにもかかわらず、宮司さん含めた記念撮影に参加させていただいた上、へ先に葦を巻かせていただいた。
葦舟の方は26日(土)の御魂入れまで、葦の束を巻くことができます(こちらはラク)ので、ぜひお詣りください。
あっ!比売古曽神社のお詣りと撮影、忘れた・・・