暖冬でお安いダイコン。特売で大きなダイコン1本100円均一も目立つ。
先日、畑で育ちすぎた「規格外」のダイコンが出荷できずに廃棄されるという残念なニュースが流れていた。
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正月に広島の義母が作った「べったら漬」が、家族全員(私、奥さん、息子たち)に大好評で、レシピを教えてもらい、作ってみた。
テレビ番組でやっていたものを義母風に簡単アレンジしたものだそうだ。
用意するもの
● 皮をむいたダイコン約1本(お好みでニンジンなど、合計して)1kg
● ダイコン1kgに対して、調味液(白砂糖200g、塩50~60g、酢約30cc)
つくり方(調理30分以内、冷蔵庫で熟成約6時間)
一口サイズにカットしたダイコンをタテヨコに適当に並べ、調味液を乗せる。(すき間にニンジン)
カット方法はお好み。たくあん風にしてもOK。スティックカットはつまみ食いしやすい。笑
調味液は、液体が酢だけなのでジェル状。スプーンですくってのせる感じ。
砂糖・塩で、ダイコンから水分が出てくるので、のせ方は適当でよい。
べったら漬といえば鷹の爪とコンブだが無かったのでユズ皮をまぶす。
あとは冷蔵庫で熟成(3時間ぐらいで食べられる)
約6時間後(出来上がり)
適当に皿に盛りつけて食卓(盛り付けヘタでスミマセン)
ひんやり、ポリポリした食感と、べったら漬のほんのり甘みが好評。
セロリなんかも合いそう。
ポリポリ食感を楽しむ
お好みの頃合いで、ヒタヒタから引き上げ、別の容器に移して冷蔵庫で保管。2~3日楽しめます。
べったら漬(Wikiより)
(伝統的なべったら漬は)大根の皮を厚めに剥き、下漬けで塩押しした大根を、砂糖(または水飴)、米、米麹で本漬けする。ポリポリした歯ざわりと甘いが淡白な味が特徴である。漬け込んで10日から15日で食用になるが、風味が変わるのも早く、貯蔵性はない。
歴史は古く、江戸時代の宝田恵比寿神社例祭の市に遡る。毎年10月19日の夜(えびす講の前夜)には、日本橋本町の宝田恵比寿神社を中心とした日本橋本町、大伝馬町、および椙森神社を中心とした堀留町、人形町近辺の通りで「べったら市」が開かれ、べったら漬が売り出される。
徳川慶喜はべったら漬を好んで食し、昭和天皇、戦前・戦後の新派を代表する女形役者花柳章太郎も味覚の秋に、にいたか屋のべったら漬を味わい楽しんだと言われる。