大阪府と奈良県の県境、北の生駒山系と南の葛城山系の間に、いくつかの峠道があり、古代の大和と河内をつなぐ交通路でした。
北から関谷峠(国分峠)、穴虫峠、岩屋峠、竹内峠(竹内街道)、平石峠。
瀬戸内海につながる河内平野から、大和に向かう『古代大坂越えの道』の数々です。
葛城山系の北端に二上山(にじょうざん)、そのふもとに二つの大坂山口神社(おおさかやまぐちじんじゃ)があります。
近鉄大阪線(上本町駅始発)の二上駅を挟んで南西にあるのが穴虫(あなむし)、北東にあるのが逢坂(おうさか)。
穴虫・大坂山口神社(式内社)(奈良県香芝市穴虫1499-1)
御祭神:(主神)大山祇神(おおやまつみのかみ)、須佐之男命(すさのおのみこと)、天児屋根命(あめのこやねのみこと)
(説明板の内容は下記リンクで読むことができます)