ものづくりとことだまの国

縄文・弥生・古墳時代の謎。古神社、遺跡、古地名を辿り忘れられた記憶、隠された暗号を発掘する。脱線も多くご容赦ください

【佐渡佐渡しく】幻の黒イチジク・旬の小木ビオレ― 無明異焼にのせて トキ牛乳もあるよ

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小木ビオレ―(A級品)大阪で奥さんが撮影して送ってくれた写真

今回の佐渡(旅行)は、去年(仕事の合間)と同じコースで、行きが新潟~両津、帰りが小木(おぎ)~直江津

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国道350号線(新潟-佐渡直江津

帰りの小木港では、お目当ての、幻の黒イチジク『小木ビオレ―』を買いに、小木エリアの農産物を直売している小木特産品開発センターに行きました。

小木特産品開発センター、〒952-0604 新潟県佐渡市小木町1949-1、0259-86-2587

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小木ビオレ―(B級品)

10時半ごろに行ったのですが、その日の入荷分は、すぐに売り切れるということで、かろうじて1パックをゲット。

すぐ後に地元の人が買いに来て、店番のオバちゃんに「今売り切れたぁ~」と云われて帰ってゆきました。

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小木ビオレ― 小木港の待合で早速むきむき(笑)

小木特産品開発センター利用者は地元の人が多いので、B級品(割れたりしたもの、4個入り500円)を売っていて、旅行者向けにはA級品の注文・発送を承っているということでしたので、早速、4パック(1パック750円)を注文しました。これが消費地(東京都内)では1パック1,000円以上になるそうです。

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小木ビオレ―

フランス原産のビオレ・ソリエス(Viollette de sollies)という黒い皮が特徴の品種で、糖度20を超えるものもありますが、栽培が難しく(手がかかる)収穫量が少ないことから「黒いダイヤ」とも呼ばれています。旬は10~11月。

小木エリアでは平成12年から始まったそうです。

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直江津から富山まで戻ってから、奥さんは大阪に、私は仕事で東北・札幌・新潟北陸行きで別れますので、この時しか、いただくチャンスがありません。

小木港の待合ベンチで、トキデザインの佐渡牛乳と一緒にいただきました。

剥いていると、指や手が紫色に。

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小木港での昼ご飯 小木ビオレ―とトキデザインの佐渡牛乳

お味は・・・自然な甘さの濃縮!ほどよい水分。B級品といっても割れがあるぐらいですからね。

少し塩味の利いた生ハムやベーコンとたべたい!

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冒頭の写真とあわせて、奥さんが写真を送ってくれました。

A級品は出荷する時に、椿油を塗って保護するため、ツヤッツヤするそうです。

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佐渡特産 小木ビオレ―を無明異焼にのせて(干し芋はおまけ)

ちなみに、皿とコーヒーカップは、佐渡旅行GoToで付いていた地域振興券で買った『無明異焼(むみょういやき)』

佐渡金山の採掘坑から採れる酸化鉄をたっぷり含んだ土で焼くもので、落ち着いた赤とツヤが特徴です。

佐渡と石見(いわみ、出雲地方)で発展したそうですが、土の枯渇で、今は石見では焼かれていないそうです。

北沢選鉱場跡の入口に店を構える北沢窯で、振興券を使いきらなきゃ損と「庶民の大人買い」しました。笑

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ラピュタ佐渡北沢選鉱場跡

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無明異焼 特徴 北沢窯

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