毛ガニ一杯、ヤナギガレイ一尾がおひとり様分。笑
ヤナギガレイ・毛ガニとも、これほどのビッグサイズは大阪ではお目にかかれず。
六年前においちゃんの墓参りに訪れた時、これより一回り大きな毛ガニが おやつ みたいに出てきた時のことを思い出します。
たらこ二品は、いとこの旦那さんの手づくり。
日ごろ食べているスケトウダラではなく、マダラの子を使います。
いとこに頼んで、調理 作業中の写真を送ってもらいました(ちょいと生々しく申し訳ありません。)
いとこの旦那さんは石巻漁港で魚卸をやっていた家の人で、魚をさばくことにかけてはプロ級。
ちなみに、写っているのは、名刀 いとこの嫁入り包丁
*****
中でも タラの親子漬け は絶品。
たぶん現地でも、見たことも聞いたこともない人が多い秘伝?の料理。
数日かけて塩と酢に浸けたマダラの生の切り身(薄切り)に、煮つけたタラコ、それにユズ皮を合わせます。
魚なのに上品でフルーティな味わい。食感は魚(マダラ)の切り身なんですが、とにかく上品。
あのゴツゴツした手から生まれてきた食べ物とは思えない繊細な・・・そう!京都の老舗に出てくるようなお味です。
漁港によいサイズのマダラが上がると、連絡してもらって調達して、数日かけてつくるので、一年でもわずかな期間だけ。
一度食べてリピーターが増えて今では数家族分。ひとつを我が家に送ってくれています。
ちょうど節分は旧暦の新年。
ハレの日の食べ物です。
出雲の地伝酒、黒酒(くろき)とあわせてお供えしました。
古代の海人族の御神撰になりました\(^o^)/
今年、おいちゃんの墓参りに行けたら行きたいね、と夫婦で話し合ってます。
第21章)アラ・ハバキが結ぶ天孫降臨と雛祭り(新章公開)