ものづくりとことだまの国

縄文・弥生・古墳時代の謎。古神社、遺跡、古地名を辿り忘れられた記憶、隠された暗号を発掘する。脱線も多くご容赦ください

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【稲蔵神社】竜田川 クニウミの源流域 古い信仰の磐座【烏帽子石】

はじめに

生駒山系と矢田丘陵に挟まれた盆地を流れる #竜田川。その源流域の山端に鎮座する #稲蔵神社。本殿横の #烏帽子石 は花崗岩の巨岩。古代 #磐座祭祀 が行われたところでしょう。#生魂 #十種神宝

目次

本文

稲蔵神社(奈良県生駒市小明町)

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稲蔵神社 鳥居(西から撮影)

先日紹介した書籍を書かれた、森田さんが神司(かむづかさ)として奉祀しておられる稲蔵神社にお詣りしてきました(書籍は社務所で購入できます。)

www.zero-position.com

(34.7081831573018, 135.71014984679985)

御祭神:生魂明神(いくむすびみょうじん)、大宮能御膳神(おおみやのみかしわでのみこ)

稲蔵神社は、稲蔵の森と云われる竜田川(たつたがわ)源流域の丘陵を背後にして鎮座しています。

竜田川は、西に生駒山系、東に矢田丘陵に挟まれた南北に長い盆地を形づくり、南の三郷・王子あたりで大和川に合流します。

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竜田川(川の名前を調べる地図、より)

竜田川沿いの段丘と平野は、稲作の弥生時代よりクニづくりに適した地勢であり、その最奥に位置する稲蔵神社は、かなり古くからの信仰の場であったと考えられます。

森田神司がニギハヤヒ伝承を書籍化された想いも納得です。

稲荷信仰の神社らしく、鳥居が多いですね。

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稲蔵神社 鳥居

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稲蔵神社 鳥居

奥の赤い鳥居の右側(東側)の流れが、神社の石垣のところで滝になっています。

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稲蔵神社 滝

稲蔵神社 烏帽子石

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稲蔵神社 拝殿

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役行者の小詞(神変大菩薩役行者のこと)

稲蔵神社、本殿横の烏帽子石(えぼしいし)は有名です。

スガタ・カタチが見事な古い時代の磐座(いわくら)。高さ約6メートル、周囲約12メートルの花崗岩

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烏帽子石

近くからだと、どうにも全体がスマホカメラには収まりきらず、3枚の写真を合成してみました。

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烏帽子石(写真を合成)

私は「生魂(生國魂)はクニウミを象徴する自然神」と考えており、大宮能御膳神は伏見稲荷大社大宮能売大神(おおみやのめのおおかみ)と同一神。

トータルでは、豊かな竜田川の流れとともに国土が生まれ、稲作とともにクニが発展する。。。ことを祈る社と解釈します。

(生魂については、記事末のアラハバキ解・第49章、第50章を参考にご覧ください)

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アラハバキ解【第49章】物部の十種神宝【布留は振る】、【第50章】生玉と足玉。クニウミの景色

【十種神宝】興津鑑おきつかがみ、辺津鑑へつかがみ、八握剣やつかのつるぎ、生玉いくたま、足玉たるたま、死反玉まかるがえしのたま、道反玉ちがえしのたま、蛇比礼へみのひれ、蜂比礼はちのひれ、品物比礼くさぐさのもののひれ

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【2020年12月~2021年5月、連載完結】