はじめに
アマテラスとスサノオの #誓約 で生まれた五男神が御祭神の箸中 #國津神社。#箸墓古墳 近く。#纏向川 のほとりで #三輪山 を見守ります。筆頭神の #天忍穂耳尊 は #葦原中国 への #天孫降臨 を、最初に #ニギハヤヒ 次に #ニニギ と二度、息子神に譲りました
目次
本文
(34.53928445355251, 135.84446611529154)
御祭神:正哉吾勝速日天忍穂耳尊(まさか あかつ かちはやひ あめのおしほのみみのみこと)、天穂日命(あめのほひのみこと)、天津彦根命(あまつひこねのみこと)、活津彦根命(いくつひこねのみこと)、熊野櫲樟日命(くまぬくすびのみこと)、【合祭神】素戔嗚尊(すさのおのみこと)
御由緒・境内掲示(前半))(大字箸中字湯屋垣内)当國津神社の境内は、古来より「地主の森」といい、天照大神の御子神五柱を祭神としています。この男神五柱は、記紀神話によると、素戔嗚尊が天照大神と天の安河(あめのやすかわ)を挟んで誓約(うけい)をしたとき、天照大神の玉を物実(ものざね)として成り出た神であります。ちなみに纏向川(まきむくがわ)下流の芝の国津神社(九日神社、くにち)には、素戔嗚尊の剣を物実として生まれた(宗像)三女神*1を祭祀しています。この箸中と芝で、神の三輪山を水源とする纏向川をはさみ、二神の誓約によって成り出た神をそれぞれ祭神としていることに、古代伝承の原景を見る思いがし、敬神の念を禁じ得ません。なお、古来より毎年八月二十八日には、箸中と芝が相集い、三輪山の麓に鎮座する檜原神社(祭神:天照大神)の大祭を執行しています。
芝の九日神社(くにちじんじゃ)は次回紹介します。
箸中・國津神社 境内
【アラハバキ解38)ヒスイのものづくり史(2)弥生時代、出雲と高志】
*1:奥津島比売、市杵島比売、多岐津比売