はじめに
遠野土淵、山口集落の2回目。先日紹介した山口のカッパ淵、ザシキワラシの孫左衛門の家跡のすぐ近く。道路沿いの #薬師堂の鳥居 から数百メートルの田舎道は遠野らしい景色。御本堂がある山の入口から見上げるとぽっかりと開いた黒い森に吞み込まれるよう
目次
本文
薬師堂の鳥居(遠野土淵・山口集落)
(39.359764000289, 141.61298430687114)/二百メートルぐらいの距離の山口の水車のところに観光用駐車場あり
鳥居から三百メートルほど、薬師堂のある山の方を目指して歩きます。
薬師堂 野中の参道と黒い森
遠野らしい景色が続く田舎道です。
鳥居の向こうの暗い参道を見ていると、森の中に呑み込まれそうな気がします。
薬師堂 山道の参道
薬師堂 御本堂
御本堂にきて、雲間から久しぶりの日の光。
案内)遠野物語第21話には薬師堂のご利益について、堂守の話が紹介されている。堂内には薬師如来坐像のほか、十二神将像、鰐口(わにぐち)などがある。入口の鰐口には集落で確認できる最古の貞享2年(1685)の刻銘があり、この社堂が江戸時代前期から存在することを示している。山口集落として唯一祀る社堂であり、お祭りが行われる毎年5月上旬には山口さんさ踊りが奉納される