ものづくりとことだまの国

縄文・弥生・古墳時代の謎。古神社、遺跡、古地名を辿り忘れられた記憶、隠された暗号を発掘する。脱線も多くご容赦ください

虹の彼方に【恐山】

はじめに

青森市から #下北半島 を北上する途中 #陸奥湾 を挟んで はるか #恐山 の方向に虹のアーチ。まるであの世への門が開いたみたい #宇曽利山湖 #大尽山 #恐山菩提寺 #三途の川

目次

本文

恐山参拝グッズ

青森では、東部の下北半島に行くのは初めてで、霊場恐山に参拝してから大間崎(漁港)を巡りました(10月17日~18日)

青森市から車で下北半島を北上する途中、「道の駅よこはま菜の花プラザ」(青森県上北郡横浜町林ノ脇)で一休み。

恐山のあるむつ市まで、まだ距離がありますが、はやくも、恐山参拝グッズが販売されていました。

道の駅よこはま菜の花プラザ 恐山参拝グッズコーナー

(10月末で山門が閉まるので、今年、入山出来るのは明後日まで)

興味深いことが書かれていました。

恐山へ草履と手拭いを持ってゆく訳)あの世から降りてきた霊があの世へ戻る時に、手ぬぐいと草履を持って帰れるように、亡くなった人の名前と住所を手ぬぐいや草履の緒に書いて、お地蔵さまに手ぬぐいをかぶせて草履を置いて来ると、霊がなぐさめられると言い伝えられています。

古い信仰では、道祖神に草履を奉納する風習がありますが、長い神仏習合の時代を経て、(おそらく江戸期あたりから)お地蔵さまが、あの世とこの世の長い旅路の道祖神的な役割を持つようになったのでしょう。

せっかくお参りするので線香とローソクを買いました。

虹の彼方に恐山

風が強く、天気の変化がめまぐるしい日で、パラパラと雨かと思えば、日が照ったり、アラレが降ったりで、道の駅を出たあたりで、陸奥湾を挟んで、恐山(北西)の方向に、虹のアーチがかかりました。

虹の彼方に恐山

雲がかかっていますが、虹の向こうが恐山になります。

行く先が、あの霊山だけに「歓迎」の意味で受け止めていいのやら、、、「あの世」にいざなわれているかもと考えると、少し心配になりますね。笑

霊場恐山の入口。三途の川

青森市から車で約2時間。ようやく恐山の霊場域(宇曽利山湖、うそりやまこ。カルデラ湖)に入りました。

宇曽利山湖に流れ込む硫黄を含む川。向こうに見えるのが大尽山(おおづくしやま)。

写真の川中の岩がゴロゴロしたあたり、ぶくぶくと泡が湧いています。

宇曽利山湖に流れ込む硫黄の川と大尽山

強い硫黄のニオイ。「卵のくさった」と云われますが、風が吹くと少しまろやかというか、ふりかけのノリタマのようなニオイになったりします。

しばし、あの世への入り口の景色 をお楽しみください。

霊場恐山の入り口 三途の川

三途の川の脱衣婆(だつえば)と懸衣翁(けんねおう)

恐山菩提寺

(41.32953911413014, 141.0905337690493)/青森県むつ市田名部宇曽利山3−2

恐山菩提寺 山門

まるで演出であるかのようにカラスも。

それではお参りに行ってきます。(次回に続く)

恐山菩提寺

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