はじめに
早咲きの梅が見ごろの京都 #北野天満宮。文道(漢詩)と風月(和歌)の第一人者と称えられた #菅原道真公 の梅好きは幼いころからの筋金入り。境内最高齢、樹齢四百年以上の本殿前の #飛梅 はまだつぼみ
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早咲きの梅が見ごろ 京都 北野天満宮
昨年12月30日以来の参拝。早咲きの梅の見ごろを迎えた京都北野天満宮です。
ちょうど前日・2月25日は菅原道真公の御命日で、梅花祭が開かれていました。
参道の上七軒(かみしちけん)の芸妓・舞妓さんが、境内の梅苑で野点(のだて)をふるまい、賑わいだったそうです。
楼門の扁額には道真公を称えて 文道大祖 風月本主 (ぶんどうのたいそ ふうげつのほんしゅ)と書かれています。
文道とは漢詩、風月とは和歌のこと。
楼門には道真公の御歌が掲げられています。
美しや 紅の色なる 梅の花 あこが顔にも つけたくぞある
道真公五歳の作とされています。あこ(阿呼)は道真公の幼名。梅好きは筋金入りですね。
境内の梅が見ごろ(早咲き)
御拝殿前の飛梅。
道真公を慕って翔んだという 飛梅伝説。大宰府をはじめ、伝説の梅が残されていますが、その原種であることが明らかと案内に書かれています。樹齢四百年以上。北野天満宮境内では一番古い梅の樹です。