はじめに
石神井氷川神社の境内を抜けて階段を降りてゆくと #三宝寺池 の小島に #厳島神社。小さいながらも水と光と緑が美しい境域。古くからの信仰祭祀の場としてこれほど適した場所はありません #狭依姫命 #弁天様
目次
本文
先日の続き。
(35.73767190435354, 139.59451628009703)/東京都練馬区26 厳島神社/石神井公園内、徒歩でしか行けません
石神井公園、三宝寺池の小島(中島)に鎮座する厳島神社社殿と浮見堂。
カキツバタでしょうか。最後のひと花。
厳島神社 御由緒
三宝寺池は、井の頭池(三鷹市)や善福寺池(杉並区)と同じ、武蔵野台地の地下水の湧出地ですが(周辺の土地開発の影響か)年々湧水量が減り、現在は地下水を汲み上げて水を補充しているそうです。
厳島神社御由緒部分)江戸時代には、池の小島に弁天様が祀られ、この池を主な水源とする石神井川の恩恵を受けた流域四十余か村の農民が、「講」をつくって尊崇していました
別の案内には「近隣の3つの神社を合祀してきた」と書いてありました(明治~大正期。稲荷・愛宕・御嶽の3社)
御祭神:狭依姫命(さよりひめのみこと*1)、【相殿】倉稲魂命(うかのみたま、稲荷)、香具槌命(かぐつち、愛宕)、国常立命(くにのとこたち、御嶽)
相殿の三神は合祀社の御祭神。
厳島(いつくしま)神社ということは、本来、宗像三女神(いちきしまひめ、たごりひめ、たぎつひめ)が祀られていると考えられますが「さよりひめ」と別称される「いちきしまひめ」の他、二女神の名は御祭神に見えません。
朝の光のマジック。葉裏に水面と風のゆらぎを映し出します。
女神様の社は美しいですね。
東京 石神井 #三宝寺池 #厳島神社 pic.twitter.com/Ozvu2z26ty
— 開物発事 (@Kai_Hatu) 2022年5月27日
池に突き出した浮見堂から三宝寺池。
*1:市杵嶋姫命(いちきしまひめ、弁天様)の別称