はじめに
大豊神社二回目。狛犬のほか、愛宕社 #狛トビ、日吉社 #狛ザル(三番叟)、大国社 #狛ネズミ、稲荷社 #狛キツネ が並ぶ境内はさながらZOO。動物好きにおススメの社。朝のお参りならお猿さんを見れるかも知れません
目次
本文
愛宕社は火伏(ひぶせ)の神社。そして、本社のある京都愛宕山の天狗の鳶帽子(とびぼうし)に因んで、ここではトビが神使とされました。
日吉社の本社の比叡山・日吉大社(比叡山延暦寺(天台宗)の守護)の神使は、云わずと知れたサル。一般的には『見ザル・言わザル・聞かザル』の三猿ですが、ここでは烏帽子(えぼし)を冠った三番叟(さんばそう)が祀られています。
【三番叟を神使とする出雲路幸神社】
大豊神社本殿奥の杜でガサゴソ動くものの正体
日吉社の狛サルの向こうの斜面に赤い顔。バッチリ目が合いました。
前回①で書いた大豊神社の奥の杜でガサゴソ動くものの正体です。
大豊神社に入ったとき、境内を黒っぽいものが走ってゆきました。杜のある本殿に近づくに連れてガサガサガサ~と山の斜面の方に音が移動。
なんだろ?と思ってましたが、正体がわかりました!笑
10頭くらいの集団でしょうか。人の気配を感じたり、目が合ったりすると、距離をとり逃げて行くようです。
京都 #大豊神社 お猿さん pic.twitter.com/vz5tBYiCsC
— 開物発事 (@Kai_Hatu) 2022年7月8日
続き。子猿 pic.twitter.com/WvjSJ8SJ5s
— 開物発事 (@Kai_Hatu) 2022年7月8日
境内の大国社の狛ネズミ
御祭神は大国主命(おおくにぬし)の大国社。
神使はネズミですが、こちらの狛ネズミは、向かって右・阿形のネズミが巻物、左・吽形のネズミが宝珠を持っていて、稲荷っぽくて、変わってますね。(俵に乗っていたり、打出の小づちを持っているのが一般的です。)
境内の稲荷社の狛キツネ
白いキツネは、稲荷の神様の神使の中でも年老いたメス狐、命婦(みょうぶ)と云われることが多いです。