はじめに
一年の厄除け・無病息災を祈願して大文字山の火床まで上がり消し炭をいただいてきました #白川 #白川砂
目次
本文
大文字山 火床への上がり方
三年ぶりの五山の送り火(八月十六日)、直前の豪雨に心配しましたが、点火数分前にピタリと止み、予定通り行われましたね。
今回は疫病のこともあるし、夜の大混雑する京都市内には行く気にならず、ネットで見学させてもらいました。
代わりといってはなんですが、消し炭 をいただきに、大文字山の火床 に、早朝、上がってきました。
大文字山は、如意ヶ岳山系で、銀閣寺山国有林は、その山麓ということになります。
大文字山の火床に登るには、①銀閣寺山門を通り過ぎ、②八神社の前から③山道に入ります。
火床への山道(徒歩約三十〜四十分)
徒歩約三十〜四十分ですが、山道は崩れやすくスベりやすい花崗岩質の坂が続き、長い石段もあり、それなりにキツいです。
足元は最低限、ハイキング用に整えていった方が無難。
白川に流れ込む山頂からの流れ。花崗岩が崩れた白い砂は 白川砂 と言われます。
銀閣寺の庭園にも使われているんですよ。
白っぽい山道。




大文字山 火床
大量の汗をかきかき、ようやく火床に到着。雲に遮られて下界は見えません。
写真右に見える十字の火床が「大」の字の真ん中、クロスする中心部分です。
「大」の字のテッペン(頭)まで上がって、消し炭をいただきます。
ここまで上がって来る間に、ようやく雲が切れてきました。
正面向こうにウッスラと見える方形の緑が吉田山。その向こうに鴨川と京都御所が見えるはずですが、あいにくの視界です。
#大文字山 てっぺん
— 開物発事 (@Kai_Hatu) 2022年8月20日
ようやく雲が切れました。
手前の緑が吉田山 pic.twitter.com/eLb7TxF6zy
消し炭をいただいて、先程の十字の火床まで下りてくると、ずいぶん視界が開けてきました。
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いただいてきた消し炭。
松の木を燃やすので、松ぼっくりの形のものもありました(二個)
小さいので袋に入れて、吊るしておいて、一年間の厄除けと無病息災を祈りたいと思います。
「白い川」に由来する京都白川の流れは、白川砂が豊富なこの一帯が一番「らしい」かも知れません。