ものづくりとことだまの国

縄文・弥生・古墳時代の謎。古神社、遺跡、古地名を辿り忘れられた記憶、隠された暗号を発掘する。脱線も多くご容赦ください

【御柱の道①】縄文以来の諏訪の森でシカと出逢い見つめ合う…【伍社大神】

はじめに

諏訪大社 #御柱 伐採地 のひとつ #御柱御用材跡地 を見学するため #蓼科山 麓の #御柱への道(トレッキングコース)。紅葉真っ盛り、樹々の間から朝の木漏れ日が射す諏訪の森でシカと出逢いました #伍社大神

目次

本文

(箕輪平)御柱への道(東側の駐車場入り口)

(36.11832684400253, 138.26804235390466)/長野県北佐久郡立科町芦田八ケ野/ビーナスライン途中の駐車場が入口

御柱の道は整備されたトレッキングコースで、東西2か所の駐車場入り口があります。紹介する箕輪平は東側からのコース。

【参考】西側の駐車場入り口、36.11448463059508, 138.26103680700558

御柱の道(トレッキングコース)箕輪平からのコース案内

案内図の通り、箕輪平入口からサークル状の木組みの道に入ります(写真左)。途中森に降りてゆくと、写真右のような道になります。

(箕輪平)御柱への道

諏訪の森でシカに出逢う

森林コースのため、宿泊先やネットでクマの出没情報を確かめ、朝の陽が昇り切って(9時ぐらい)から歩き始めました。

クマの出没情報は皆無でしたが、それでもイノシシに出逢う可能性もあるかも知れませんので、耳を澄ませて進みます。

御柱の道トレッキングコース

蓼科山から日の出

ガサガサガサ~。突如、森の奥のほうから音が!

立ち止まり音のする方を見ると、森の中をピョ~ン・ピョ~ンと飛び跳ねるようにシカが走っていました。

向こうもこちらの気配に気づいたのか急に立ち止まりジーっと…しばし見つめ合うオッサンとシカ。

御柱の道でシカと目を合わす

縄文時代からこっち、諏訪の人々は山の奥のこんな森の中でシカに出逢い、時には彼らを糧としていたんだなぁと感慨深くなりました。

見慣れた奈良のシカと違い、諏訪のシカは森の中を歩かない。四本の脚のバネで跳ぶんですね。

シカにバイバイして、朝の木漏れ日の道をさらに進んで行き、ごつごつした岩が転がるところにきました。

伍社大神

伍社大神

(36.11605169159609, 138.27019018923494)/長野県北佐久郡立科町芦田八ケ野1140−1140/御柱トレッキングコース中に鎮座(車では行けません)

文字起こし)国有林の払い下げで、炭焼き・植林等で遠くより来た当時の人足(茅野・木曽・諏訪・戸隠・伊那等)が各方面から仕事に来ており、信仰的な方たちが多く(特に御嶽講)林業従事者の山の神を兼ね、五社(蓼科神社伊勢神宮・御嶽神宮・諏訪大社・山の神)を祭ったことから伍社大神という。

伍社大神 御由緒

伍社大神

伍社大神

伍社大神

森の紅葉を眺めながら、諏訪大社御柱の伐採跡、切り株のある 御柱御用材跡地 までさらに進みます(続く)

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