ものづくりとことだまの国

縄文・弥生・古墳時代の謎。古神社、遺跡、古地名を辿り忘れられた記憶、隠された暗号を発掘する。脱線も多くご容赦ください

【藤森照信】諏訪縄文テイスト 遊び心あふれる樹と土の家【神長官守矢史料館】

はじめに

茅野市出身。作品に諏訪と縄文テイストを感じさせる自然建築家 #藤森照信 さん。 奔放でびっくり箱のような建築物は見ているだけで楽しくなり子どもたちにも大人気

目次

本文

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空飛ぶ泥舟

諏訪大社上社の本宮と前宮のちょうど中間あたり(各徒歩15分)の神長官守矢史料館(長野県茅野市)の近く。

宇宙船?カニ?昆虫?…ヘンテコなモノが建てられています。

空飛ぶ泥舟(空中茶室)

藤森氏が「空飛ぶ泥舟」と名付けた空中茶室。

クモみたいに4本の足で歩きそう。

どこから入るのだろう?…脇のにじり口にハシゴを掛けて入るんでしょうか。知らんけど😀

空飛ぶ泥舟

高過庵・低過庵(たかすぎあん・ひくすぎあん)

同じく藤森さん命名の茶室。高過庵(たかすぎあん)と低過庵(ひくすぎあん)

名前のまんま。

高過庵と低過庵

高過庵と低過庵

高過庵

神長官守矢史料館の建物は、1991年の藤森さんのデビュー作。

第78代当主・守矢早苗氏と幼馴染の縁で、藤森さんが依頼を受け設計。

樹と土の家。

自然な素材を大胆に使った藤森建築の代表作のひとつと言われます。

神長官守矢史料館

藤森さんが生まれたここ茅野市は、諏訪大社の信仰が深く根付き、縄文遺跡も多数。

はるか昔より連綿と続く独特の古文化圏。

藤森作品には、そのような古い文化の薫りが色濃く漂いますね。

神長官守矢史料館

いつもニッコニコの先生。

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