はじめに
南の弘前市から北のつがる市に向かって流れる #岩木川 (中流域)に並行する県道(37号線)近く、弘前市種市鎮座・熊野宮の #鳥居の鬼コ。強い眼力の真っ赤な鬼の姿は #津軽お岩木山 そのままのような厳しさを感じます
目次
本文
津軽富士、岩木山の裾野に広がる広大な平野には各集落の氏神さんが多数。その一部の神社には、地域の災いを祓い、子供の成長を見守るという 鬼コ がいて(鬼のパンツならぬ)ふんどし(まわし?)姿で、鳥居から見守っています(40社以上)。津軽では山や川、大自然の厳しさと恵みをあわせもつ神のような存在として崇敬されているそうです(調べてみましたが、鬼コがいつ頃から存在するのか、今のところ不明です)不定期で10回ぐらいのシリーズ予定
弘前市種市 熊野宮
(40.6969386, 140.4394240)/青森県弘前市種市熊谷4/駐車場はありません(神社前に車一台分のスペースはありますが狭い。参拝は早めに速やかに移動が必要)
弘前市種市 熊野宮の鬼コ。
岩木山の方向を背に、一の鳥居にいました。
参道入口から、筋骨隆々のマッチョな赤鬼さんが、首を起こして、ギロリと睨んでいます。
遠目にも感じる眼力に、思わず身を正し、一礼。
津軽の鬼コはパンツも含め、何かしらユーモラスな感じがしたものですが、
こちらの鬼コの様子は、弟子の稽古を見つめる相撲部屋の親方のような、厳しい感じを醸し出しています。
もちろん、怖さとはまた違う印象で…例えて言うなら、鬼コの姿をした、津軽お岩木山の姿そのものでしょうか。
津軽の鬼コ紹介ページには、今の鬼コは昭和に代替わりして、既に五十才を超えているそうです。
弘前市種市 熊野宮 境内
境内の南半分は広々とした敷地。
狛犬さんもユニークな表情。
気位の高い人が「ふふん!」としている感じ。
漫画でこんな表情をするキャラクターっていますよね😀
さっきまで強く降っていた雨ですが、参拝中は止んでくれました。
津軽は雲の流れが速いです。