はじめに
富雄丸山古墳でニュースになった #富雄(とみお)の地名。#鳥見(とみ) にも由来すると聞いたことがあり…さて #大きな鳥 は見えるかと富雄川一帯を散策。#ヤタガラス #飛鳥
目次
本文
翔び立つ大鳥の姿
当ブログ(古代妄想)で、ひとつのテーマにしているのが、生駒や葛城の大鳥
今にも翔び立とうとする大鳥の姿を、山容に見ることができます。
ちなみに生駒の大鳥の頭(天照山)からは春分・秋分に太陽がのぼり、
葛城の大鳥の頭(畝傍山)には冬至(一年の終わり)に太陽が沈みます。
生駒の大鳥の向かって左側の電波塔がたくさん立っているのが生駒山(いこまやま)山頂。
古代には、ヤタガラス、飛鳥、など、各時代でいくつかの呼ばれ方をしてきたのではないかと考えています。
富雄丸山古墳の発見のニュースに触れて
ここのところ富雄丸山古墳での大発見に絡めて書いており、
臨時の見学会にも参加してきました。
富雄丸山古墳の「富雄」は「鳥見」に由来!?
腰痛のこともあり、寒い一月は引きこもり、見学会もパスしようと考えていたのですが、いくつか気になることもあり、参加することにしました。
何が気になったのかというと、
「富雄、とみお」の地名は 鳥見(とりみ→とみ) にも由来するという話を以前に聞いたことがあり、
そこから、生駒の大鳥との位置関係を調べてみると ほぼ同緯度 つまり、大阪市内から正面に見える、生駒の大鳥から真東の奈良市側に、富雄丸山古墳が位置すること
ということは、生駒の大鳥の奈良側にある富雄丸山古墳からも大鳥が見えるかも、と考え現地に足を運んだ次第。
*****
現地(富雄丸山古墳の墳頂)からは、周囲の樹木が視界を遮り、鳥を見ることはできませんでした。
行き帰りの臨時バスからも、周囲に遮られて…生駒山頂は見えますが、頭の部分が微妙に見えません。
「こりゃ出直さんとアカンなぁ」と、帰りの近鉄電車(橿原線)の車窓から、ぼんやりと眺めていたら…
一瞬見えましたっ!
スマホで撮影しようとガサゴソしているうちに 小山 に隠れて見えなくなりました😯
残念!
富雄の鳥見
ということで本日出直して撮影してきました😀
大阪側からは反対の、向かって右側に生駒山の電波塔がみえますね。
中央の頭に見えるところが天照山。
これ、どこから撮ったかといいますと…
垂仁天皇陵(宮内庁治定) とされる宝来山古墳(全長227m)から。
日本では二十番目にデカい前方後円墳。
先ほどの小山とは宝来山古墳のことでした。
宝来山古墳は西暦400年前後で、西暦350年以降の富雄丸山古墳(円墳)と築造年代的にはそれほど離れてません。
宝来山古墳と富雄丸山古墳、そして鳥見…すべて関係しているようなニオイがプンプンします😀