近江の #三井家 が江戸に進出したのが向島。守護神とした #三囲神社(みめぐりじんじゃ)。#現金安売り掛け値なし の商売で #越後屋 は大繁盛。明治以降、三井呉服店は、三越百貨店、さらには三井グループと大発展 #ライオン像 #みめぐりのコンコンさん
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三囲神社(みめぐりじんじゃ)
(35.71510508604085, 139.80665116929544)/東京都墨田区向島2丁目5−17/東武伊勢崎線業平橋駅より徒歩7分 都営浅草線本所吾妻橋駅より徒歩8分。駐車場・トイレはありません
三囲という名は、社殿改築の際、土中から出土した老翁の像のまわりを、白狐が、クルクルクルと三回ったところから付いたそうです。
(平安時代)弘法大師が祀ったとされる田中稲荷が始まりとされる。当時は、現在地より北の田んぼの中にあった。文和年間(1352-56)に近江の三井寺の僧である源慶が社を改築した折、土中から白狐にまたがる老翁の像を発見。その像の周りをどこからともなく現れた白狐が三度回って消えたという縁起から「三囲(みめぐり)」の名がつけられた。三井家は江戸進出時にその名にあやかって守護神とし、平成21(2009)年に三越池袋店の閉店に伴い、シンボルだった青銅製のライオン像が境内に移設された(以下略。次回以降)
御祭神:宇迦御魂之命(うかのみたまのみこと)
御祭神はウカノミタマですから、お稲荷さんですね。
三囲神社 参拝
拝殿前のユーモラスなお顔の狛狐さん。
目じりの下がった温和な表情を、ここいら辺の職人言葉で「みめぐりのコンコンさんみてぇだ」と言ったそうである。向店は越後屋本店(ほんだな。三井家が経営、三越の前進)の道をへだてた向かいにあって木綿を主に扱っていた。
「〇に越」は三越の商標。客に出す茶の湯を沸かす銅壺(どうこ)の台石に彫られたそうです(説明板より)
同じくユーモラスな表情の狛犬さん。
じっくりと。正面から。
私が知っている三越といえば、やっぱりライオン。
三越の旧池袋店から移した三越のシンボルであるライオン像は、大正三年、当時の三越呉服店を率いた日比翁助がライオンを大いに好み、三越本店に一対のライオン像を据えたのに始まる。戦後、本店の像をもとに各支店に設置されている。ライオン像の原形はロンドン・トラファルガー広場の有名なネルソン像をかこむライオンである。なお(江戸期の)「現金安売り掛け値なし」という三井の越後屋の画期的な商売の仕方は大いに発展し、明治29年、三越呉服店(三越百貨店の前進)につながる。(案内板より、開物追記)
「トラ」ファルガーでライオンの響きが…日本人にしかわからないオヤジギャグ😀
失礼してオチリから。やっぱりネコ科ですね!
こんなカッコいいのも撮っておきました。
次回に続きます。