ものづくりとことだまの国

縄文・弥生・古墳時代の謎。古神社、遺跡、古地名を辿り忘れられた記憶、隠された暗号を発掘する。脱線も多くご容赦ください

【枚岡神社 河内おいしいもん市】暗峠(高天原?)のお米と境内に湧く聖なるお水【出雲井の常若の水】

枚岡神社東大阪市出雲井)で #河内おいしいもん市 が開催されていたので、奥さんと一緒にお参り。#ラジオ焼き #高井田ラーメン をいただき、貴重な #暗峠米 をゲット #常若の水 #出雲井 #若宮神社

目次

本文

枚岡神社 河内おいしいもん市(2024年9月29日)

最寄りの近鉄枚岡駅周辺のほか、隣の瓢箪山周辺、さらには東大阪市内、河内一帯のグルメが集まる年に一度のイベント。

先日の早朝の参拝の時とは雰囲気も大違い、参道にはたくさんの人たち。

枚岡神社 河内おいしいもん市(2024年9月29日)

ラジオ焼きはタコではなく、牛すじが入った粉もん。

明治大正期に流行り、当時ハイカラ(最新流行)だったラジオに因んでラジオ焼きと呼ばれ、実は昭和生まれのたこ焼きのご先祖だそうな(wiki

知らんかった!😀 たこ焼きよりも好きかも🙆

ラジオ焼きと高井田ラーメン

高井田ラーメン東大阪市高井田(たかいだ)限定のご当地グルメ

鋳物、金属加工の中小企業の工場が集まっていた高井田は、かつての労働者の街。

見た目も味も、濃い目が好まれたよう。久々のラーメンは美味しかった!

暗峠米(くらがりとうげまい)

幻の?暗峠米(くらがりとうげまい)

生駒の大鳥の天照山の麓の暗峠(くらがりとうげ)の棚田で採れた新米を買って帰りました。

精米日は本日9月29日と書かれていました。

そもそも耕作面積が限られているので、こういう機会でもないと手に入らないレア物かも。

暗峠の棚田(2022年6月撮影)

www.zero-position.com

天照山山頂は、枚岡神社元宮の神津嶽本宮の真東。天照山の麓が大和と河内の県境の暗峠

暗峠から天照山(2022年6月)

若宮神社 出雲井の「天つ水」

少し前回記事の続きになりますが、あらためて若宮神社の出雲井(いずもい)へ。

前回紹介した中臣氏の中臣寿詞(なかとみのよごと)では、若宮神社の御祭神・天忍雲根命が、天の二上(あめのふたかみ)つまり高天原にいます皇親(すめむつ、天皇家の祖神、男女二柱)から「天つ水」をいただいたことが語られていますが、「天つ水」が湧き出る場所がここ出雲井。

若宮神社の出雲井から繫がってこんこんと湧く常若の水

出雲井から真っ直ぐ引かれてこんこんと湧き出る若返りの御神水、常若の水(とこわかのみず)。

正真正銘、高天原(天照山)の「天つ水」ということになります。

残念ながら飲めませんので、謹んで手水を使わせてもらいましたが、冷たい冷たい!

*****

と、なるとですよ…

暗峠のお米は聖なる水で育った聖なるお米🍙!!!

我が家の小さな神棚に暗峠の新米をお供えすることにしましょう。

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