ポプラ並木と #バターキャンディ が有名な #トラピスト大修道院。1896年(明治29年)に設立された日本最初の #修道院。開拓の修道士たちは荒地を開拓し牛を飼い立派な修道院を建てました。#三木露風 #赤とんぼ
目次
本文
「清貧・貞潔・服従」の三戒律のもと「祈り、働け」という厳しく質素な生活を通して修行する場であるとともに地域への布教の前線となります。
南北海道の酪農はこの地から始まったんですね(案内板)
長い参道と山の麓の教会
長い参道の向こうに聖なるお山の麓、シンメトリックで美しい教会。
日本のふるい伝統的な神社の様式とまったく同じですね。
観光案内図が神社の境内図に見えてしまいます。
教会の敷地(通常は立ち入り禁止)の手前のレンガの建物は、神社なら割拝殿(わりはいでん)になります。
門扉の二人の聖人像も神社の狛犬さんの如く、来訪者を見つめています。
クニづくり(地域文化の発展)と宗教文化の浸透と定着は表裏一体、洋の東西を問わないようです。
修道士さんの一日
レンガの建物内は、トラピスト大修道院の歴史や資料の展示室になっていました。
修道士さんは、辺境の荒地であっても自給自足が出来るよう、炊事洗濯はもちろん、農作業、大工建築、学問、音楽芸術…何でもこなすスーパーマンだと聞いたことがあります。
毎朝3時半に起きて20時に就寝の毎日。
厳しい生活の中でもキチンと7時間睡眠を守っているんですね。
三木露風 赤とんぼ
兵庫県たつの市出身の三木露風は、講師として、トラピスト大修道院に四年間、赴任していた時期があったそうです。
露風さんはここの景色の中で「赤とんぼ」の作詞をしたとのこと。知らんかった!
トラピストの乳製品
子どもの頃「白い恋人」も「六花亭」もない時代、北海道のお土産といえばトラピストのバターキャンディでした。😀
売店で懐かしのバターキャンディを購入。
大阪に帰って、奥さんが時々お手伝いに行っている近所のお寺(浄土宗)の奥さんにお裾分けしたところ、
一緒に渡したセイコーマート(北海道のコンビニ)のどら焼きは本堂の大きな仏壇にお供えしてくれたのですが、トラピストキャンディの方は、ささっと居間の方に持っていかれたそうな😅
そりゃそうか!!