大阪のくすりの街、#道修町(どしょうまち)の氏神で #神農さん として親しまれる #少彦名神社(すくなひこな)の #神農祭。#田辺三菱製薬資料館 で 御祭神の一柱 #神農炎帝 の御姿を拝見しました
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神農祭(少彦名神社)
少彦名神社は製薬企業が並ぶビル街の中の一角、境内はそれほど大きくない神社です。
(wikiより)安永9年(1780年)10月、薬種中買仲間の団体組織である伊勢講が、薬の安全と薬業の繁栄を願うために、京都の 五條天神社 より少彦名命の分霊を道修町にあった仲間会所(現在の少名彦神社所在地)に勧請し、すでに仲間会所に祀ってあった神農炎帝とともに祀ったことを起源とする。
御祭神∶少彦名命(すくなひこなのみこと)、神農炎帝(しんのうえんてい)
御祭神の 少彦名命は和薬の祖、神農炎帝は漢方の祖 として古くから崇敬されています。
出雲伝承に基づき、少彦名命は、出雲の事代主(ことしろぬし)・恵比寿神として当ブログで何度か紹介していますので、今回は神農炎帝のことを。
牛首人身の神農さん(神農炎帝)
少彦名神社は、地元では 神農さん と親しみを込めて呼ばれています。
神農さんの御姿です。
農耕神でもある神農さんは、百草を嘗(な)め、薬になるもの・毒になるものを見極めたとされ、その御姿をあらわしています。
伝説の夏(か)王朝の帝王とされ、古代中国の伝承に登場する三皇五帝(八神とも)の一人。
頭に二本の角が生えているのが特徴です。
その御姿は 牛首人身 とされています。
牛頭天王
牛首人身…
牛の頭で思い起こされるのが、祇園さん(八坂神社)の御祭神のこと。
八坂神社HP)祇園とはインドの祇園精舎に通じ、明治時代まで八坂神社はその守護神であった牛頭天王(ごずてんのう)をお祀りしていたことから「祇園社」と呼ばれ、町の名の由来とされております。
明治の神仏分離の際に、御祭神はスサノヲファミリー(素戔嗚尊、櫛稲田姫命、八柱御子神)に変更されているところから、
素戔嗚尊と牛頭天王は同神とされています。
続きます。