元旦は東大阪の「石切さん」#石切劔箭神社 に初詣。一の鳥居の近くで #生駒の大鳥 からの初日の出を遥拝。山の端から光が溢れ出た瞬間、凍えた身体に太陽の暖かみが伝わりました。#饒速日山 #物部氏 #藤原氏 #サイノカミ信仰
目次
本文
初日の出2025
ここ数年、奥さんの実家の広島で過ごしていたんですが、今年は久しぶり大阪でひとり。
元旦は早朝に起きて、生駒山麓の通称「石切さん」石切劔箭神社(いしきりつるぎやじんじゃ、東大阪市)に初詣。
一の鳥居の近くから、生駒の大鳥 を見上げて初日の出を拝みました。
日の出・日の入マップでちょうど7時に日の出(水平線時刻)となっていたので、7時少し前から時間に合わせて待機。
山の高さかあるので7時10分、遅くても20分くらいだろうと思ってたら甘かった…
実際に山の端から光が漏れ出したのは8時頃。
ひたすら心待ちにした一時間は寒かったです…😅
でも、光を浴びた瞬間に身体が温かくなったのには感動!
ウルトラマンの気持ちがよくわかりました。
AI元年
動画を始めて困るのは音声とかBGM。
スマホで作る動画作成アプリのメニューに「AI音楽作成」とあるのでポチッとな。
「オーケストラ」「高揚感」「自然」のカテゴリーを選び…
映像を読み込んでそれなりに作曲してくれました。
エラい時代ですな。
私のようなシロートでもカンタンにAIを利用できる時代になったことを実感。
(この正月、自分一人ならテレビを付けることはありませんでした)
#初日の出2025#生駒の大鳥
— 開物発事 (@Kai_Hatu) 2025年1月2日
4倍速。
AIで音楽…映像を読み込ませて作曲😮
エラい時代になりました… pic.twitter.com/XJhn9vfhp9
石切さん(石切劔箭神社)
御祭神:饒速日尊(にぎはやひのみこと)、可美真手命(うましまでのみこと)
古くて変わらないものもこの国の日常。
新年の朝の光を受けて輝く一の鳥居。
二の鳥居、三の鳥居と続きます。
右(東)の生駒山系に饒速日山と伝承される峰が見えます。
生駒の大鳥の北に位置します。
二の鳥居をくぐると楼門。
元旦の特別な光を浴びて光り輝く神剣、それを支える矢。
物部さん系の神社は勇ましい。
ただ「ふつ」と切り裂くものが転じ、
関西では「でんぼ」といいますが、出物腫れ物を治す神様として、いつの間にか、崇敬されるようになりました。
近年では二人に一人が罹る腫瘍の治癒を願う人たちの祈りの社になっています。
随神に喝を入れられ。
8時過ぎですが、年賀の参拝の人たちで賑わっていました。
石切さん御本殿の裏に
石切さんの本殿の北側(裏)に神官家の穂積殿。
入口の両サイド、向かって右に穂積神霊社、左に一願成就尊(いちがんじょうじゅのみこと)の祠。
明治期以降に「けしからん!」として消された、ふるいサイノカミ信仰で解釈すると、
穂積神霊社の丸石と一願成就尊はもともとワンセットで祀られていたものと推理されます。
つまり一願成就尊の御神体は男石。…と考えます。
これらがセットで本殿の北側に置かれている意味をあらためて考えてしまいます。
時の権力に左右されず生き残る…古くて変わらないもの。
「石切」と書かれた御神紋が、藤原氏の下り藤であることにも注目です。
最近は、出雲と物部に、藤原(中臣)氏も考えないと、
この国の古代史はトータルで理解できないと考えるようになりました。