前回の永観堂から東山を北に少し足を運んで #銀閣寺(東山慈照寺)。見ごろの #紅葉。#白川砂 #銀沙灘(ぎんしゃだん)#向月台(こうげつだい)
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室町幕府八代将軍・足利義政の引退(文明5年、1473)にあわせて建設が始まった「東山殿」が起源。
義政の祖父の第三代将軍・義満が建てた北山殿(後の鹿苑寺 金閣寺)と並び、銀閣寺と称せられるようになりました。
銀閣寺 銀沙灘(ぎんしゃだん)と向月台(こうげつだい)
東山の大文字山一帯で産出する 白川砂(風化花崗岩) で盛られた、本堂前の銀沙灘(ぎんしゃだん)と向月台(こうげつだい)
(後者は三角の砂盛の頂点をカットした形。写真向こうに見えます)
いずれも中世の創建時ではなく、近世江戸期の頃から盛られたものだそうてす。
闇夜に月の光を受けて、白川砂がキラキラ輝くのを一目見たいものです。
代わりに朝の光を映して輝く東求堂(国宝建造物)
#銀閣寺 庭園にて。
— 開物発事 (@Kai_Hatu) 2023年11月29日
白壁に映る水面。 pic.twitter.com/5jYJ6XB3HM
紅葉と銀閣寺
紅く燃える樹々のなかを鳳凰が羽ばたいています。
高いところから。
色づいた樹々の中に家々が並ぶ丘が吉田山(吉田神社)。
一説では、義政は政争に明け暮れた京都御所が見えない、都でも眺めの良い場所を選んで月待山の麓を選んだとされています。
京都御所は吉田山の向こう側(西)に位置します。
向こうの高い山が愛宕山。