2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧
まとめ 山口と名のつく神社は、山の口(麓)で #大山祇 #オオヤマツミ の神を祀ることが多いのですが、#畝火山口神社 は異例。#橿原 #畝傍山 という特別な所に鎮座したがゆえの事情で、遷座を繰り返した由緒があるようです 目次 畝火山の謎 畝火山口神社、遷…
今日の奈良はとにかく青空。金剛葛城山系に雲がもくもく。お盆を過ぎてからの盛夏の景色。 奈良・橿原あたりから。西側の葛城金剛山系。右は忌部川 大和三山のひとつ、畝傍山のふもとの畝火山口神社(うねびやまぐちじんじゃ)にお詣りしました。 大和三山の…
まとめ 皇位継承の激しい争いは勝者と敗者を生みました。歴史の舞台から静かに消えてゆく敗者。#記紀 に登場しながら消えて行く #ツクヨミ(#月読)のイメージに重なります。鎮めのツールとしての#八尺瓊勾玉 を考察 目次 御所の玉(月読)、後宮の鏡(天照…
まとめ 敏達天皇の和風諡号は #渟中倉太珠敷天皇 ヒスイ大玉の宮にすむ天皇という意味。渟中倉太珠(ぬなくらのふとたま)が #八尺瓊勾玉 であるなら #古墳時代末期 の #古代難波 で造られた可能性も? #五条宮 #難波玉作部 #難波祝津宮 目次 八尺瓊勾玉(や…
まとめ 黄泉の国から脱出した#イザナギ が川でミソギをしたときに生まれたのが #アマテラス(天照) #スサノオ(素戔嗚、須佐之男) #ツクヨミ(月読)の #三貴子。それぞれに銅鏡・鉄剣・勾玉に対応します #三種の神器 目次 日本神話とは 禊祓と三貴子(み…
三種の神器(いらすとや、より) まとめ 銅(精錬)・鉄(#たたら)・ヒスイ(石器の精密加工)。材質・技法が異なるモノ。それらがセットになった #三種の神器。#ものづくり日本 の歴史を表現しているのかも知れません #八咫鏡 #草薙剣 #八尺瓊勾玉 目次 三…
まとめ 崇峻天皇の暗殺直後、#蜂子皇子 は #聖徳太子(#厩戸皇子) の助けで大和を脱出。後に #出羽三山神社 を開山するなど #庄内平野 で偉大な足跡を残したことが桜井市 #下居神社 境内碑に書かれています #月山 #湯殿 #羽黒山 目次 下居神社(おりいじん…
まとめ 最高位でありながら暗殺された #崇峻大王。#日本書紀 では犯人は悪名高き #蘇我馬子 と書かれています。宮内庁は #倉梯岡陵(円墳)としていますが、#赤坂天王山古墳(方墳)を墳墓とする説が根強くあります 目次 倉梯岡陵(くらはしのおかのみささぎ…
まとめ 聖徳太子(#厩戸皇子 #上宮太子)の誕生地と伝承される #橘寺。「仏頭山 上宮皇院 菩提寺」と称されます。山号の #仏頭山 。麓に #黒の駒 のお地蔵さま。足元に彫られた太子の愛馬・黒駒の姿がみえるでしょうか 目次 橘寺(明日香村橘) 黒の駒(くろ…
奈良盆地南東部 前期 巨大古墳 6基(黄色の破線は大和川(初瀬川)の流れ) まとめ 前期・前方後円墳 #メスリ山古墳 の石室には #日本最大の特殊円筒埴輪 #玉杖、武力のシンボル・銅矢じり多数が納められていました。#桜井茶臼山 とともに #ヤマト創世記 大…
柿本人麻呂公像(高津柿本神社)島根県益田市高津町 AC まとめ 柿本人麻呂。各皇族や宮の動静を深く知る立場にありながら、宮使いの舎人としてレッドラインを超えないわきまえと文学素養があり、ゆえに万葉集の編集者として適任でした。そんな歌聖の危ない橋…
天智・天武系図 大津皇子と草壁皇子(緑表示は、生年~没年) まとめ 大津皇子(反逆の嫌疑で自害)の後 #草壁皇子(病死?)。次世代が相次ぎ早世した時期の万葉歌を時間軸で並べてみました。草壁を悼んだ #柿本人麻呂 勾り池の水鳥の歌(2-170)は、大津の…
まとめ 幼い頃に自分たちを守るべき母を亡くした幼い姉弟。大伯皇女と大津皇子はお互いに大切な家族。運命は二人をあの世とこの世に引き裂きます。姉は約束どおり、自分が居るところが見える二上山の麓に弟を葬った。。。のでしょうか 目次 ももづたふ 磐余…
まとめ 現世の姉 #大伯皇女 は、#吉備池 から 遠く #大和二上山 をのぞみ、あの世の弟 #大津皇子 を想います。 過酷な運命に翻弄された姉弟の哀しい物語。#万葉集 #磐余 目次 うつそみの 人なるわれや 明日よりは 二上山を いろせとわが見む 吉備池の名の由…
まとめ 奈良の飛鳥の蘇(そ)。牛乳から作る古代食で、名物・飛鳥鍋にも使われます。無調整の全乳を鍋でキャラメル色になるまで煮詰め、型にはめて冷やして出来上がり。これはたぶん酪酥(らくそ)。熟酥(じゅくそ)はヨーグルト?。最高級の醍醐(だいご)…
継体天皇石像(福井市足羽山)2019年11月撮影 まとめ 日本古代史で #継体天皇 #ヲホド王 は中興の祖と言えるでしょう。善政を行ない今でも北陸の人々の誇り。治水を始め #クニ造り #水運 に長けた大王で今風にいえば実業家の顔を持っていたようです。北陸・…
目次 謎だらけの飛鳥時代(592-710、Wiki) 多弁ほど疎。沈黙は密 欽明系図・欽明王朝(古墳時代晩期~飛鳥時代前期) なぜ悪役が必要だったのか 欽明王朝歴代5王の宮・墳墓・神社 古代上町半島に集中する社 磯長谷(しながだに)に集中する墳墓 三点で見え…
目次 飛鳥坐(あすかにいます)神社 御祭神(式内社) 子孫繁栄・五穀豊穣の陰陽石、おんだ祭 奥の社、元伊勢伝承 創建地についての明日香伝承 御由緒 関連記事 明日香村栢森(かやのもり)、加夜奈留美神社 倭笠縫邑・檜原神社(大神神社末社) 大阪・今宮…
目次 明日香村祝戸(いわいと)のマラ石 フグリ山・東展望台の金比羅大神碑(船形石) マラ石と船形石・明日香伝承 明日香村の男女一対信仰 柏森の女綱と稲渕の男綱 【追記】益田の岩舟(飛鳥で採れない花崗岩製) まとめ 明日香村の古い #男女一対の信仰 #…
うさぎのはなちゃんと暮らすKOHARUさんが(id:komekichikun)こんな記事を書かれていました。 komekichikun.hatenablog.com いつも読ませていただいてるブロガーさんで、最近、新婚さんに 今年はコロナ騒動で、披露宴もままならぬ若いカップルが、たくさんお…
目次 本居宣長「管笠日記」の記述 石舞台との双墳説もある都塚古墳 都塚古墳の埋葬者は? 豊御食炊屋姫(とよみけかしきやひめ、推古女帝) 記紀・改葬の記述 用明大王(日本書記) 推古女帝(古事記) 欽明系図 石舞台古墳は用明天皇の墓だった!?(1) ま…
目次 上宮寺(上居)~石舞台古墳(島庄)のラインの先の島庄遺跡 縄文以来の一等地だった島庄遺跡 用明大王の池辺大宮(いけのべのおおみや) 石舞台古墳は用明大王の墓だった!? まとめ 明日香村の #上宮寺 から石舞台古墳を眺望する先に #用明天皇 の #…
目次 巨石イワクラ信仰と高龗神(たかおかみのかみ) くつな石 言い伝え*1 神奈備(かむなび)のたたずまい まとめ 明日香村で #べんてんさん と呼ばれる #くつな石。水源の #高龗神 を祀る #イワクラ だったのでしょうか。昔々、石にノミを打ち込んだ男、割…
目次 葛は国栖(くず)であり九頭(くず) 明日香村の葛神社(明日香村大字阪田736) 絵馬の起源(あるいは神馬の起源?) 明日香の雨乞い神事、南無天(なもで)踊り まとめ 国栖人(くずびと)の文化が色濃い奥明日香~宇陀~吉野には、葛、九頭など「くず…
目次 島庄遺跡・謎のトライアングル*1 嶋宮(池辺宮)跡の可能性 島庄(しましょう)と上居(じょうご) 完璧な舞台配置★★ まとめ 石舞台古墳 の近く #明日香村島庄(しましょう)に謎のトライアングル。昭和47年(1972年)の発掘調査の結果、一辺42…
目次 上宮太子(聖徳太子)の明日香村伝承 上宮伝承 上宮寺 遠望・石舞台古墳 まえがき 聖徳太子は、お父さん(用明大王)の住まい(宮殿)より高い丘(上宮)に住んでいたという、実にシンプルな理由で「上宮太子(皇子)」と呼ばれました。 上宮太子は聖徳…