ものづくりとことだまの国

縄文・弥生・古墳時代の謎。古神社、遺跡、古地名を辿り忘れられた記憶、隠された暗号を発掘する。脱線も多くご容赦ください



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四天王寺 伽藍 傾むいた方位の謎(2)見えてくる日本最初の神仏習合のカタチ

四天王寺の伽藍が、真北ではなく、西に約3度傾いている、という前回記事。初めての方はそちらからご覧ください。 www.zero-position.com 四天王寺(伽藍)は夕陽を拝む鳥居を基準に設計されていた もったいぶらずに先に答えを書きましょう(いつもの古代妄…

四天王寺 伽藍 傾むいた方位の謎(1)真北ではない 磁北でもない

地理・地学に詳しい人には、よく知られた話なのですが、二条城は少し傾いて建てられています。 二条城と京都御所の方位 地球には二種類の北があります ● 天空の北極星の真下の地球上、つまり北極点の方向を示す『真北、しんぽく』 ● 方位磁石が指し示す『磁…

【熊野街道】古代上町半島の龍(ドラゴン)の背を歩く

河内難波(古代上町半島)の熊野街道 平安時代から鎌倉時代にかけて盛んであった熊野詣(くまのもうで)は、 京の都の鳥羽離宮(伏見あたり)から淀川を舟で下り、 河内難波、古代には窪津(くぼつ)と云われた『八軒家、はちけんや』に上陸、 古代上町半島…

【難波の大江】 百年。一気にトシとった実話

母校(小学校)と校歌 四天王寺さんの北西に隣接して、今年で創立146年の母校・大江小学校があります (1874年創立。天王寺区では最古。明治維新は1868年) 四天王寺さんから寄付された土地に小学校が建てられたそうで、写真でも境内が見えます。 大江小…

【難波の堀江】歴代大王の四宮(基礎知識)と仏教伝来期【古代上町半島・考】

史跡や伝承は負けないぐらい多いのですが、近畿では、奈良や京都に比べて、大阪・難波の古代史は影が薄いですね。 幾たびも戦闘(戦争・空襲)で荒廃し、秀吉公の時代以降、一環して商(あきない)と都市開発を優先してきた歴史ですから 例えば、難波史の古…

【民のかまど】仁徳天皇が国見した方向は? 西か東か【東高津宮で考える】

先日紹介した産湯稲荷神社の西北の方角(徒歩で約5分)に東高津宮(大阪市天王寺区東高津町4−8)が鎮座しています。 東高津宮 もともと、現在の近鉄上本町駅のところに鎮座していたのですが、駅の拡張工事のため、昭和七年(1932年)、真北に約330メー…

【古代の謎を繋ぐワンピース】眞名井の清水-産湯の玉之井-藤原氏の源流【産湯稲荷神社(2)】

先日の続き www.zero-position.com 産湯稲荷神社 産湯玉之井 産湯稲荷神社の境内北側、小さな鳥居をくぐって下ったところに、産湯(うぶゆ)の名の由来となった、産湯玉之井という井戸があります。 産湯稲荷神社 産湯玉之井 ご由緒には、神代の昔、大国主命…

【大阪・上町台地の龍穴】みず湧き、みどり濃い、街中の異空間【産湯稲荷神社(1)】

産湯稲荷神社(うぶゆいなりじんじゃ)小橋公園に隣接。 大阪府大阪市天王寺区小橋町(おばせちょう)3−1 産湯稲荷神社 都会の中の不思議スポット? 産湯稲荷神社 鳥居そばのお狐さんとお狸さん お狸さんの方。。。うん、猫ではないです 天正年間、織田信…

海に浮かぶドラゴン【古代上町半島 てっぺんは龍神の頭】

縄文以来の日本列島の古代を考えるのに、大阪ほどわかりやすいところはないと思います。 私が全国どこでも遺跡や史跡をめぐる時、大阪で培った知識、やり方をベースに考察します。 何より一番に、その場所の当時の地形(海抜)を想像します。 例えば、古い時…

火と水と竈 『三方よし!』で安全第一・無病息災 キッチンと家族の健康を守る三面の神様 【三面大黒堂 四天王寺】

三面大国堂 大提灯 緊急事態宣言の閉堂中(5月16日)で、御本尊を拝むことはできませんでしたが、四天王寺さんの三面大黒天像は、 正面に大黒天、右面に弁財天、左面に毘沙門天の顔を持っています 三面大黒天像(永代供養の看板) 三神一体・トリムールティ …