ものづくりとことだまの国

縄文・弥生・古墳時代の謎。古神社、遺跡、古地名を辿り忘れられた記憶、隠された暗号を発掘する。脱線も多くご容赦ください

2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

【十二柱神社(1)】力士が支える珍しい狛犬。桜井市出雲の氏神さん【武烈天皇・泊瀬列城宮伝承地】

はじめに 巻向山 #ダンノダイラ を下った #桜井市出雲 地区の氏神さん #十二柱神社(じゅうにはしら)。その名の通り、神世七代と地神五代の神様、合わせて十二柱を祀っています。境内には第二十五代 #武烈天皇 を祀るお社。たいへん珍しい狛犬もいます 目次…

【(黒崎)白山比咩神社(2)】万葉集の巻頭を飾る 雄略天皇ナンパの歌の古地

はじめに 巻向山奥不動寺近くの山腹の #白山(しろやま)から、ほぼ真南に山を下った黒崎地区の氏神 #白山比咩神社。白山神社とも。境内あたりが #雄略天皇(第21代 #ワカタケル)#泊瀬朝倉宮 伝承地。また #万葉集 巻頭を飾ったナンパの歌の碑 目次 (黒崎…

【葵稲荷神社】なんばシティに鎮座。でっぷりお腹をさすれば御利益【なんばの福かえる】

はじめに なんばシティ・なんばパークス 一角の #葵稲荷神社。南海電車の高架下に鎮座。お社前にでっぷりとしたお腹の #なんばの福かえる。案内板に書かれた #サルタヒコとヒキガエル の話が気になります 目次 葵稲荷神社(大阪市浪速区難波中) なんばの福…

【白山(しろやま)】花崗岩が風化した蒼白の大地【(黒崎)白山比咩神社(1)】

はじめに 花崗岩の露頭が風化して一帯が白っぽく見えるので #白山(しろやま)。岩肌から剥離したマサ(真砂)が積もり滑りやすい急坂に注意。ほぼ真南に山を下った桜井市黒崎地区にはおそらくここを遥拝する #白山比咩神社 目次 白山(しろやま)奈良県桜井…

【ダンノダイラの磐座】巻向山奥不動寺から道案内【天壇跡、山頂の小川跡】

はじめに 巻向山奥不動寺から #ダンノダイラの磐座 へ。標高450~480mの樹林の中に花崗岩の露頭と平坦な台地。大岩がゴロゴロ。#野見宿禰顕彰会 の案内板が三か所。それぞれに興味深い内容。#天壇の跡 #山頂の小川跡 目次 奥不動寺からダンノダイラへの行き…

【巻向山奥不動寺】宝剣を描いた奉納物が印象的 巻向山・ダンノダイラ・白山 麓の古寺

はじめに 巻向山に車で最短でアプローチする場合 #巻向山奥不動寺 が起点になります。奈良県道50号線の途中、寺への入口案内(看板)のあるところから約10分。駐車場利用の場合、時間プラス参拝に応じた浄財を用意してお詣りを #白山 #巻向山 #ダンノダイラ …

纏向遺跡に繋がる 野見宿禰の古代の道【秋分の日の日の出】

はじめに 秋分の日の出を見るため #纏向遺跡 に。#穴師山 からの日の出を確認。複数の史跡や伝承から、纏向・穴師山は #土師氏 の祖、相撲の祖 #野見宿祢 が出雲(桜井市)と行き来した古代の道である可能性が高いです。#原始三輪山 目次 纏向遺跡居館跡から…

【外山(とび)の宗像神社】鳥見山の北麓に鎮座する高市皇子 謂れの社

はじめに 近鉄・JR桜井駅から徒歩約20分。#鳥見山 北麓の #宗像神社。創建は天武天皇(第40代)の #高市皇子(たけちのみこ)が、母 #尼子娘(筑前の宗像徳善の娘)の氏神(宗像三女神)を祀り、鳥見山中に創建したと伝えられます。 目次 宗像神社(むなかた…

【慈恩寺】お好きな言葉、お持ち帰り自由【語るお寺】

はじめに きのう紹介した玉列神社の隣の #慈恩寺(奈良県桜井市)。語りかけます。好きな言葉をお持ち帰りできるお寺はイイですね。御礼に浄財をハズんでしまいました 本文 慈恩寺(じおんじ)奈良県桜井市慈恩寺 玉列神社(大神神社境内摂社)のお隣。 www.…

【玉列神社(たまつらじんじゃ)】大神本社から徒歩40分の境内社【玉椿大明神】

はじめに 三輪山の南、#初瀬川(大和川源流)の北に鎮座する #大神神社(おおみわじんじゃ)境内摂社の #玉列神社(たまつらじんじゃ)。本社から徒歩40分と遠いですが、大神さんは #三輪山 が御神体ですので山麓に鎮座する当社は境内摂社になります #玉列王…

米の成る木がおじぎして赤い花火が打ちあがる【稲穂と彼岸花(曼珠沙華)】

ヤマトの葛城、御所市(ごせし)の大阪側は、大阪府唯一の村・千早赤阪村、そして河内長野市、富田林市になります。 たまたま通りがかった下赤坂の棚田(大阪府南河内郡千早赤阪村)。 下赤坂の棚田(大阪府南河内郡千早赤阪村) ところどころに赤い曼珠沙華…

【私の古代妄想史③】原始三輪山(もとみわやま)という大コンセプト【榮長増文氏】

はじめに 読みはじめで、私の古代妄想「史」という表題には合いませんが、今後の考察に大影響を与える予感しかない #目ウロ の良書を紹介します。#榮長増文 著 #原始三輪山(#もとみわやま)(2010年4月)#桜井市出雲 #穴師坐兵主神社 目次 原始三輪山 榮長…

キョウチクトウは二度咲く

いい年になると、食事節制しようが、歩こうが、いっこうに体重が減らないのが悩み。 次回は血液検査しましょうね!と先生にキッパリ言われて、明日はお医者さんに通う日。 ここ一か月、週末は神社史跡巡りで歩き、昼はタンパク質中心で過ごしたけれど、今朝…

【穴師坐兵主神社(2)】三神殿 三種の神器が揃って御神体

はじめに 先日紹介した #穴師坐兵主神社(あなしにいますひょうずじんじゃ)の続き。三神社の遷座の歴史を経て現在に至りますが #三神殿 の情報を表にまとめていてそれぞれの御神体が「鏡」「勾玉」「剣」であることに気がつきました #三種の神器 目次 穴師…

【穴師坐兵主神社(1)】纏向遺跡から東 穴師山の懐に鎮座する三神殿の古社

はじめに 纏向遺跡(居館跡)からみて春分・秋分の日に日が昇る東 #穴師山 の麓に鎮座する #穴師坐兵主神社。室町時代の三社合祀により三神殿の様式。山ふところの水多く、緑濃い、よい雰囲気の神社。 目次 穴師坐兵主神社(あなしにいますひょうずじんじゃ…

【大和葛城山・鴨族の信仰】櫛羅(クジラ)の広大な祭祀空間

はじめに 葛城の古代史を調べる中で、#八咫烏神社(宇陀市)の栗野宮司さんが書かれた『#地元古老から聞いた葛城山の話』が大変参考になります。記事の紹介かたがた #葛城天神社 #猿目 #鴨山口神社 #鴨都波神社 の位置関係がわかる地図をつくりました 目次 …

【葛城天神社】出雲と大和を最短で結ぶ 畿内最大級の国見【大和葛城山】

はじめに 天神社というと御祭神は菅原道真公ですが、はるか昔の出雲では #国造りの祖神 が御祭神だった?。#大和葛城山 の頂に鎮座する #葛城天神社(御祭神:#国常立命)はそのこん跡かも。山頂からはヤマト平野と大阪平野(瀬戸内海)をまとめて #国見 で…

【大和葛城山】サルメあたりを散策。葛城ロープウェイで山上へ。大和三山の眺め

はじめに 先日紹介した #鴨山口神社。再度参拝して御神像(重要文化財)二体を拝観したかったですが残念ながら非公開でした。神社西の猿目(サルメ)あたりを散策して #葛城ロープウェイ に乗車。#大和三山 の配置が美しいヤマト平野を眺めながら山上へ。 目…

【二十四節気】古代の太陽祭祀と方位学・考【恐るべき精度】

はじめに 私たちは教科書で春分・秋分には真東から日が昇り、真西に日が沈むと学びました。先日、纏向遺跡住居群や四天王寺伽藍が、真東-真西ラインより少し傾いていることを紹介しましたが、その理由を考えました #二十四節気 #古代の太陽祭祀と方位学 目…

【纏向遺跡(弥生時代)】古代太陽祭祀『太陽の道』共通するこん跡【四天王寺(飛鳥時代)】

はじめに 先日紹介した #纏向遺跡居館跡 は正式には(考古学では)#辻地区の建物群 と言うそう。三棟の建物跡の中心線は西に約5度傾いています。四天王寺の中心伽藍は西に約3度傾いており地図で比べてみました。#春分と秋分 #太陽の道 目次 纏向遺跡居館跡…

【相撲神社(野見宿禰社)】史上はじめて天覧相撲が催された穴師のカタヤケシ

はじめに 奈良県桜井市穴師(あなし)の奥 #カタヤケシ(地名)の #相撲神社。御祭神は #土師氏 の祖 #野見宿禰(ノミノスクネ)。日本書紀はここで日本史上初の天覧相撲が催されたと伝えます 目次 相撲神社 史上最初の天覧相撲譚(日本書紀・垂仁天皇条)考…

【纏向 珠城山古墳群】墳丘に鎮座する稲荷神社【垂仁天皇と野見宿禰、相撲の発祥】

はじめに 纏向の東 #三輪山 北麓の穴師(あなし)に向かう途中。#野見宿禰(ノミノスクネ)と #当麻蹴速(タイマノケハヤ)が史上初めて相撲をとったとされる垂仁天皇 #纒向珠城宮跡。近くに後期の #前方後円墳 3基がならぶ #珠城山古墳群。中央の古墳の墳丘…

【他田坐天照御魂神社】纏向 太陽祭祀と古代太陽暦のこん跡【纏向遺跡 居館跡】

はじめに ヤマト創世記の謎を解くキーマン #オオタタネコ(大田田根子)。おそらくその名が地名に残る桜井市太田の #纏向遺跡居館跡 と #他田坐天照御魂神社。ここから日の出を眺めると #三輪山 は #ヤマト創世記 #古代太陽暦 の基準であったことがうかがわ…

【鴨山口神社(1)】葛城山の麓。クジラの上鴨社。サルメの近く。鴨族の古社

はじめに 葛城山を遥拝する #鴨山口神社。クジラ(櫛羅)に鎮座。#葛城鴨氏 の点と線が交差する古社。かつて #上鴨社 と称され、近くに猿田彦神が顕現したというサルメ(猿目)地名。重要文化財・坐像二体、など(一回目) 目次 鴨山口神社(かもやまぐちじ…

畝傍山あたり残暑の景色 天使の梯子と雲梯(うなて)

天気は今ひとつでしたが、畝傍山あたりを歩いた写真です。(八井神社あたり) ***** ここ数年、奈良でもウンカの大量発生による稲作被害が出ています。 田んぼの稲の被害が最小限であることを祈ります。 ***** サッカーボールサイズの物体。オニフ…

【スイセン塚古墳】畝傍山の北西麓 古墳時代前期の前方後円墳【綏靖天皇(カムヌナカワミミ)】

はじめに 畝傍山 北西麓 #スイセン塚古墳。樹々に覆われ視認できませんが #古墳時代前期 墳長約百mの #前方後円墳 で #綏靖天皇(すいぜい)陵墓伝承も。もしそうなら、第二代大王は古墳時代の人ということになり、記紀中心の日本古代史はひっくり返りますね…