天気は今ひとつでしたが、畝傍山あたりを歩いた写真です。(八井神社あたり)
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ここ数年、奈良でもウンカの大量発生による稲作被害が出ています。
田んぼの稲の被害が最小限であることを祈ります。
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サッカーボールサイズの物体。オニフスベというキノコの仲間(スイセン塚古墳)
やがて茶色くなり、押すとパフパフと粉が飛び出します。
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御所から畝傍山に向かう大和高田バイパスから。
見事な 天使の梯子。
西暦七百年頃に成立した出雲国造神賀詞(いずものくにのみやつこのかんよごと)には、ヤマトでの出雲族の始まりを伝えています。
出雲国造神賀詞、現代語訳)大穴持命(おおなむちのみこと)が申すには、皇孫(こうそん)が住むところを大倭(おおやまと)の国として、自らの和魂(にぎみたま)を八咫鏡(やたのかがみ)に遷し大物主(おおものぬし)と称して三輪山に鎮座する。子の阿遅須伎高孫根命(あじすきたかひこねのみこと)を葛城の鴨(かも)に、事代主命(ことしろぬしのみこと)を宇奈提(うなて)に、賀夜奈流美命(かやなるみのみこと)を飛鳥(あすか)に置き、皇孫の守護神とする。自らは出雲大社に鎮座する
宇奈提(うなて)は「雲にハシゴ」の雲梯(うなて)とも書き、畝傍山の北西には雲梯町(橿原市、曽我川沿い)という地名もあります。
雲梯町に鎮座する河俣神社(かわまたじんじゃ)の御祭神は、鴨八重事代主神(かもやえことしろぬしのかみ)。
同社鳥居近くには『卯名手(うなて)の杜(もり)』を詠んだ万葉句碑も立てられています。
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畝傍山の麓に着いた時は、はやい雲の動きとともに、天使の梯子は東の方に移動していました。