ものづくりとことだまの国

縄文・弥生・古墳時代の謎。古神社、遺跡、古地名を辿り忘れられた記憶、隠された暗号を発掘する。脱線も多くご容赦ください

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日本の古代製鉄

【お岩木さまの麓 厳鬼山神社】十腰内(とこしない)の鬼伝説

はじめに 岩木山三峰の北側が #厳鬼山。その麓一帯の十腰内(とこしない)の #厳鬼山神社 に参拝。一風変わった地名は #鬼伝説 に由来するそうです。神社の近くに #猪型土製品 の出土で知られる #十腰内遺跡。遮光器土偶とほぼ同じ時代、装飾的文様から #亀…

【三種の神器・雑考(1)】素材と技法が異なるモノと文化 三位一体のシンボル★★★

三種の神器(いらすとや、より) まとめ 銅(精錬)・鉄(#たたら)・ヒスイ(石器の精密加工)。材質・技法が異なるモノ。それらがセットになった #三種の神器。#ものづくり日本 の歴史を表現しているのかも知れません #八咫鏡 #草薙剣 #八尺瓊勾玉 目次 三…

【雑考回】東北の鹿島様信仰 巨大な人形道祖神 ダイダラボッチ 『もののけ姫』など

目次 鹿島舟と鹿島人形 大きな人形道祖神・鹿島様 巨人信仰-ダイダラボッチ-もののけ姫★★ 古代妄想と『もののけ姫』 要約 東北の #ワラ人形 #ヒトガタ の #鹿島様 #鹿島信仰。稲作が普及した弥生期以降のこと。巨大な #人形道祖神 の姿は #ダイダラホッチ …

【葛城山麓の古代史(3)】笛吹連 火のプロフェッショナル 金属精錬加工集団【葛木坐火雷神社 笛吹神社(3)】★★

このシリーズ1回目で、葛木坐火雷神社(かつらぎいますほのいかずちじんじゃ、通称は笛吹神社)のご由緒を紹介しました。 www.zero-position.com 葛木坐火雷神社 笛吹神社 本殿への石段 気になっているのが、次のあたり(ご由緒の開物の現代訳より一部抜粋)…

【葛城山麓の古代史(1)】大和三山を眺める丘から【葛木坐火雷神社 笛吹神社(1)】

昨年(2019年)10月、紅葉が始まる少し前、奈良県・葛城(かつらぎ)市、大和盆地の西側、葛城山の麓の丘に鎮座する葛木坐火雷神社(かつらぎにいますほのいかづちのじんじゃ)にお参りしました。 笛吹神社の丘から東の大和三山を望む(国見の視点) 地元…

日本古代製鉄の謎(6)古代技術はなぜ失われるのか?【たたら製鉄と現代製鉄の比較から】

過去に存在していたが、今は存在しなくなった技術を『ロストテクノロジー』という。 なぜ技術は失われるのだろう? 古代から現代までの製鉄法をまとめていて、こういうことではなかろうか、と思うことをまとめてみた。 製鉄法の長い歴史をワンイメージ、ひと…

日本古代製鉄の謎(5)タタラ製鉄は直接製鉄法【古代中国・間接製鉄法との根本的な違い】

きのうアップした図を少し説明すると、製鉄法は「直接製鉄法」と「間接製鉄法」に分けることができる。 直接製鉄法と間接製鉄法 技術的な境界線 直接製鉄法(たたら製鉄、インド・中東、日本) タタラを含む直接製鉄法では、取り出したケラ(鉧)やズク(銑…

日本古代製鉄の謎(4)古代から現代までの製鉄法 簡単まとめ【たたら製鉄など】【ほか 新型コロナ 校医さんの心配事】

花粉の季節、おまけにマスク不足のため、ウォーキングを少し控えめにしている。 とたんに腰痛が本格化、寝返り打つたびに「イテテ、イテテ」。頻繁なクシャミも腰に影響した。 腰痛とクシャミ(花粉症)とコロナ騒動。ヘビとナメクジとカエル、三すくみのよ…

日本古代製鉄の謎(3)アムール ハイウェイとタタール(間宮)海峡【古代の北方ルート雑考】

前回記事 の後半で書いた、北方ルート。 製鉄技術の日本への伝播(日立金属サイトより) www.hitachi-metals.co.jp 北方ルートはあいまい(一直線。笑)に描かれているが、具体的には次のルートが最もあり得る。 インド北部⇒(タタール人居住域)⇒バイカル湖…

日本古代製鉄の謎(2)歴史秘話ヒストリア『ニッポン鉄物語 “奇跡の金属”が列島を変えた』を見て【番組批評・リライト】

*視聴して、同じ意見や印象を持たれた方が多かった(SNS(FB))ようですので、少しリライト(追記)しました。第三版になります(2020年2月18日。初稿2月15日)今後の視聴の参考になさってください。 NHKが相次いで古代の鉄をテーマにした番組を流している…

日本古代製鉄の謎(1)糸魚川ヒスイの再発見で教訓とするべき考古学の歴史

古代の鉄の話をするのに、少し当ブログ「ヒスイの古代史」の話をお許しいただきたい。 関西人の私は縄文時代について、最盛期(縄文中期)の本場を知らないのがネック。 去年の秋、新潟・北陸・東北の各地の縄文遺跡や博物館・資料館を20ケ所近く巡り、話…

日本古代製鉄の謎(0)シリーズをはじめるにあたって【鐵で鉄を切れるのか?】

刃牙道(ばきどう)板垣恵介 第七巻(宮本武蔵編) いきなり当ブログのいつものテイストと違い、スミマセン。 次男の愛読書、笑。板垣恵介さん作の漫画「刃牙道(ばきどう)」第7巻より。 最先端科学で再生した剣豪・宮本武蔵が、武闘会で対戦相手の青龍刀…

国石 ヒスイの古代史(翡翠)(10)丁未の乱は古墳(モノノベ)時代を強制終了した経済の覇権戦争 ★★★ 物部さん考(16)

古代妄想レベル:★★★=MAX ★★=MEDIUM ★=MIN or A LITTLE 丁未の乱(ていびのらん、587年)で物部氏(宗家)とともに前方後円墳の古墳時代が実質的に終わった。そして、副葬品としてのヒスイ勾玉や埴輪などの「ものづくり産業」も終焉を迎えた。 前回記…

国石 ヒスイの古代史(翡翠)(9)物部氏とヒスイの特別で重要な関係 ★★★ 物部さん考(15)

古代妄想レベル:★★★=MAX ★★=MEDIUM ★=MIN or A LITTLE 前回、ヒスイ勾玉と物部氏には「ある特別で重要な関係」が推理され、実は、それが物部氏(宗家)が徹底的に滅ぼされ、ヒスイが隠ぺいされた理由ではないかと考えている、と書いた。 前回記事 www.ze…

物部さん考(2)「もののふ」は「もののけ」に 古代ヤマト時代の終焉 「物」から「鬼(もの)」へ

「物部さん考」はシリーズで書いています。記事をお探しの場合は、テーマ直下のカテゴリー「物部さん考」をクリックすると一覧ページが表示されます(2020年2月10日現在/シリーズ21話まで進行) ***** 「輸入の鉄」によるものづくりの力を源泉に、ヤマ…