ものづくりとことだまの国

縄文・弥生・古墳時代の謎。古神社、遺跡、古地名を辿り忘れられた記憶、隠された暗号を発掘する。脱線も多くご容赦ください

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あおによし奈良

【豊鍬入姫宮】初代 斎王(いつきのみこ)の小祠【御墓・ホケノ山古墳と内行花文鏡】

前回より 大神神社(おおみわじんじゃ)摂社の檜原神社(ひばらじんじゃ)の本殿前。 豊鍬入姫宮(とよすきいりひめのみや、御祭神:豊鍬入姫命、とよすきいりひめのみこと)は、昭和六十一年(1986年)十一月五日に創建された新しい社。 檜原神社 三鳥…

【始まりの元伊勢】三輪山のふもとから二上山を臨む【檜原神社】

檜原神社 奈良盆地を見下ろす西向きの鳥居、境内 同床共殿(どうしょうきょうでん) 初期のころの、天皇家(ヒメ・ヒコ)は皇祖としての天照大御神(あまてらすおおみかみ)を宮中(皇居)でお祀りしていた。 そのような、神様と「同じところで寝て、ともに…

【世阿弥の暗号】おもへば伊勢と三輪の神 一体分神の御事 今さら何と云わくらや【謡曲・三輪】

春の野 奥に三輪山 御神体・三輪山への登拝口のある狭井神社(さいじんじゃ)から、山の辺の道を北に1キロほど歩いて檜原神社(ひばらじんじゃ)に向かう。 途中、趣きのある土塀の玄賓庵(げんぴあん)を通り過ぎる。 三輪明神とともに、有名な謡曲「三輪…

【大神神社】時節がら ウィルスへの備えは万全 久すり(薬)と治病のお詣り【磐座神社、狭井神社】

大神神社(おおみわじんじゃ) 大神神社(奈良県桜井市)大和国一之宮・三輪明神 御祭神:大物主大神(おおものぬしのおおかみ、大国主(おおくにぬし)の幸魂(さきみたま)・奇魂(くしみたま)) 配神:大己貴神(おおなむちのかみ)、少彦名神(すくなひ…

春めく万葉の里 山辺(やまのべ)の道 大神神社から狭井神社【満開のモクレンと桜、馬酔木】

週末、久しぶりの外出は大神神社(おおみわじんじゃ、奈良県桜井市)にお詣り。この季節の恒例になっている。 大神神社(おおみわじんじゃ) ご神域に入ると不思議と花粉症がおさまる。 神社の樹叢(じゅそう)は、古来より広大な清浄空間をつくる特別な役割…

竈(かまど)の荒神(あらがみ)三宝さん・雑考 【信貴山・朝護孫子寺 三宝堂】

昨日紹介した信貴山の朝護孫子寺。 www.zero-position.com 山腹にはたくさんの塔頭(たっちゅう、建物)がたち並び、一度や二度ではすべて回りきれない。そもそも、お賽銭がいくらあっても足りない 笑 護摩焚きの千手院を過ぎ、本殿への石段を登って行く途中…

聖徳太子・弘法大師ゆかりの信貴山・朝護孫子寺 賽銭どころ多く「おあし」が気になる

身内の所用があり、奈良まで行き、帰りに近くの紅葉の名所・朝護孫子寺(ちょうごそんしじ)にお参りした。 信貴山(しぎさん)の「信貴山真言宗 総本山」で、山の名が山号になったお寺。 丁未の乱(ていびのらん、587年)の時、聖徳太子が物部守屋と戦う…

等彌神社(4)八咫烏(やたからす)の御神像・雑考

等彌神社(とみじんじゃ)に興味をもったそもそもの理由。 熊野から山背に至る「長い道のり」のヤマトでのこん跡を探すためだ。 www.zero-position.com (本記事は前回から続いてます、以下、少し前回のリピート) 北極星が結ぶ二つの神社にヤタカラスの出発…

等彌神社(3)謎の神像は御神宝 二本足でヒトガタの八咫烏(やたからす)

訂正とお詫び このシリーズ初回の記事について、指摘があり、確認したところ御神紋は光輝く「トビ(鵄)」でした。最初に「八咫烏」と書いていましたが、訂正しました。 www.zero-position.com 神武東征神話の要約(日本書紀、古事記) カムヤマトイワレビコ…

三輪山の足元で 纏向(まきむく)は唐古・鍵から始まった 【唐古・鍵周辺遺跡の逸品】

ヤマタイコク・大和説の中心地、纏向(まきむく、奈良県桜井市) 実はその文化は唐古・鍵(からこ・かぎ、奈良県田原本町)からスライドしていたことはあまり知られていない。 唐古・鍵は紀元前200年ごろ~西暦200年ごろ 纏向は西暦200年ごろ~40…

等彌神社(2)御神体の鳥見山のいただき「鳥見の霊畤(れいじ)」にお詣り

(四回シリーズ) www.zero-position.com 下津尾社、上津尾社をお参りした後、早速、御神体山の鳥見山に登ることにする。 手水舎で清めて杖をお借りする。 気になる神像については、鳥見の霊畤にお参りしてから。 等彌神社 神像 レプリカ お詣りの山道には、…

等彌神社(1)三輪山の南 鳥見山のふもと 輝くトビ(鵄)の御神紋と謎の神像 ヤタカラス(八咫烏)

等彌神社(とみじんじゃ、奈良県桜井市) 桜井市の鳥見山(とみさん) 以前から気になっているのが、奈良県桜井市の鳥見山(とみさん)。 標高245メートルの低山で、ふもとの等彌神社(とみじんじゃ)の御神体山だ。 鳥見山は、大神神社(おおみわじんじ…

コスモスが見ごろの藤原京跡から大和三山(耳成山 畝傍山 香久山)

藤原京跡 コスモス 大和三山 桜井市に行った帰り道、藤原京跡のそばを通ったので、今が盛りのコスモスを見学に立ち寄った。 耳成山(みみなしやま)、畝傍山(うねびやま)、香久山(かぐやま)の「大和三山」を背景に写真を撮ってみた。 古代、天皇は甘樫丘…

新発見 弥生時代 女性人物(豊穣の祭祀) 絵画土器 特別展示 唐古・鍵考古学ミュージアム

清水風遺跡から新たに出土した絵画土器 田原本町教育委員会(奈良県)が10月9日に、唐古・鍵の周辺遺跡、清水風(しみずかぜ)遺跡 から女性を描いた土器片1点(紀元前1世紀ごろ)を発掘したと発表した。 この女性を描いた土器が、10月10日から、唐…

物部さん考(13)古代祭祀としての鎮魂祭・玉の緒祭 十種神宝 布留遺跡と石上神宮より

(注意)天理参考館では弥生時代の始まりをBC300年としている(近年はBC1000年とする説が有力) 布留遺跡 祭場 復元 天理参考館の建物に入ったロビーフロアに、実際に出土した円筒埴輪(壺型埴輪)を使って、古墳時代の布留(ふる)の祭場が復元展示…

奥明日香・稲渕の棚田 彼岸花祭り かかしアート二回目

もののけ姫・こだまと彼岸花 前回、男渕(おぶち)にお参りした帰りに寄った稲渕の棚田。かかしアートを紹介したが、彼岸花にはまだ早かった。 www.zero-position.com で、あらためて訪問すると「彼岸花祭り」のノボリとたくさんの人。稲渕のムラをあげて収…

あおによし! 宇陀市 八咫烏神社 建角身命(つぬみのみこと)を祀る葵の御神紋 色鮮やかな青と赤

八咫烏神社(奈良県宇陀市) 九月初旬、残暑厳しい最初の三連休に宇陀市を訪れた。 地図的には、三輪山のある桜井市から中央構造線の北側に沿って東、最初の盆地、というのがわかりやすく、 江戸期、大阪からの「おかげ参り(お陰、お伊勢参り)」のコース(…

もしかして生玉と足玉? 二つの勾玉の意味 十種神宝 唐古・鍵遺跡

銅鐸は福音の鐘 古代クニ造りの最先端モデル 唐古・鍵の五回目。前回はコチラ 唐古・鍵遺跡は、日本最初の神社形式が備えられた古代クニ造りの最先端モデルだった。 古代大和湖畔の葦原(湿地帯)に向かって傾斜する微高地に、初瀬川から水路を引いた灌漑水…

日本最初の神社で祈った平和と豊穣、子孫繁栄 唐古・鍵遺跡★★

(黄色い丸)宝石箱の出土地点 前回からの続き 古代の宝石箱は、唐古・鍵遺跡史跡公園内「大型建物跡」そばの水路の中から出土した。 この大型建物、跡には模型の柱が立てられている他、史跡公園・北西入口、資料館(遺構展示情報館)で発掘当時の姿が復元さ…

奥明日香・飛鳥川の川上、フナト川 男渕 斉明女帝の雨乞い神事(3)龍神が住む滝 三頭の狛犬

男渕 林道から 栢森(かやのもり)の女渕(めぶち)から、細谷川(フナト川)の上流・約2キロのところにある男渕(おぶち)にお参りした。 飛鳥時代、斉明女帝が皇極天皇の時代に、雨乞い神事を行ったことが日本書紀に書かれているが、おおよそ3ケ所が推定…

奥明日香・入谷からの視界(のぞき穴)が示唆すること 古代情報戦の最前線

奥明日香-アベノハルカス(大阪市) 視線 昨日の記事のあと、考えたことがあり、忘れないうちに書いた記事。 入谷(にゅうだに)に海人族がムラをつくっていたが、大海人皇子(おおあまのおうじ、後の天武天皇)がたびたび訪れた理由。 まず、推測できるの…

奥明日香・入谷 飛鳥の最奥からアベノハルカス(天王寺)が見えた! 大仁保神社・展望台

郷社・大仁保神社・展望台から、入谷と飛鳥遠景 奥明日香・栢森(かやのもり)の先、飛鳥川の最奥・標高450メートルの最も高い所に、入谷(にゅうだに)の大字がある。 古くは吉野~飛鳥を繋ぐ経路にあり「入谷千軒」と云われるほど賑やかだったそうだが…

奥明日香・稲渕 棚田と案山子(かかし)アート

奥明日香・稲渕の棚田 巨大なチコちゃんカカシ 先月、奥明日香・栢森(かやのもり)の女渕(めぶち)を訪れた後、欲張りすぎて熱中症になりかけて以来、リスクのある所への単独行禁止、ようやく三男(大学二回生)と都合がつき、奥の男渕(おぶち)に行って…

古代の宝石箱の謎 勾玉(まがたま)が褐鉄鉱に収められた深い意味 唐古・鍵遺跡

唐古・鍵遺跡の宝石箱/figcaption> 宝石箱の発掘 勾玉(まがたま)。縄文の宝石は出雲文化に引き継がれた 勾玉は「縄文の宝石」とも云われる。 新潟県産の翡翠(ヒスイ)を加工したものが、北海道を含む全国の遺跡から出土する。 たいへん硬い鉱物を苦労して…

古代の宝石箱 あるいは 日本古代史のパンドラの箱? 唐古・鍵遺跡

弥生の宝石箱 弥生のムラの宝石箱(褐鉄鉱、かってっこう)と宝石(勾玉、まがたま)。右側の土器片を蓋にして勾玉がおさめられていた 唐古・鍵遺跡は、2200年前の遺跡とされており、日本古代の中でも特に謎の多い時代の貴重な遺跡だ。 それ以前は古代大…

大和(奈良)盆地で古代のクニが発展したワケ 唐古・鍵(からこ・かぎ)遺跡

唐古池と復元楼閣 奈良盆地 西は生駒山系と金剛・葛城山系、東は「山の辺の道」が通る山系に挟まれた、断層帯の低地で、東西約15キロメートル、南北約30キロメートルの面積だ。北は丘陵を挟んで京都盆地と繋がっている。 古代、盆地中央は「大和湖」を中心に…

森本六爾・夫妻顕彰之碑 三輪山を眺める故郷に

森本六爾(ろくじ)は、奈良県磯城郡織田村大泉の生まれ。 現在の桜井市大泉の交差点から三輪山の方、東へ約二百メートル、県道に面した住宅地の一角に「森本六爾夫妻顕彰之碑」が建てられている。 六爾は、子どもの頃から地元周辺の遺跡に興味を持ち、近く…

奥明日香・飛鳥川の川上、フナト川 女渕 母と娘が祀られる二つの神社の奥に 斉明女帝(皇極時代)の雨乞い神事(2)お参りの注意点・追記

女渕あたりの流れ 伽夜奈留美命神社(かやなるみのみことじんじゃ、フナト川沿い、滝本神社とも云う)の御祭神は下照姫。オオクニヌシの娘。 飛鳥川上坐宇須多伎比賣命神社(あすかのかわかみにいますうすたきひめのみことじんじゃ、飛鳥川沿い)の御祭神は…

奥明日香・飛鳥川上坐宇須多伎比賣命神社 斉明女帝(皇極時代)の雨乞い神事(1)★

女渕あたりの小さな滝 奥明日香訪問。前回の続き www.zero-position.com 「あすかのかわかみにいます・うすたきひめのみこと・じんじゃ」・・・神社名の文字数と長さでは日本一、ギネスかも知れない。 日本書記・皇極天皇元年条(642)に、斉明女帝が皇極天…

奥明日香・栢森の女綱 稲渕の男綱 綱掛神事(カンジョ神事)加夜奈留美命神社のイクメン狛犬?

一般的に狛犬の吽形(うんぎょう)はオス。イクメン狛犬? 飛鳥川の源流域を「奥明日香」という。 明日香の中心(石舞台古墳)から、稲渕(いなぶち)、栢森(かやのもり)、入谷(にゅうだに)と源流域に入ってゆく。 栢森 案内板 南北逆 聖なるフナト川 栢…

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