はじめに
奈良県天理市の #黒塚古墳 #三角縁神獣鏡 が国内最多の33面も出土した古墳時代初期(西暦200年代後半)の #前方後円墳 #黒塚古墳展示館 #笠松形
目次
本文
黒塚古墳(初期の前方後円墳)
(34.5600134, 135.8430139)/奈良県天理市柳本町1118−2/JR柳本駅から徒歩約10分
案内文)古墳時代前期初頭(3世紀後半)に築かれた前方後円墳。平成9・10年に行われた発掘調査では長大な竪穴式石室が見つかり、三角縁神獣鏡33面、画文帯神獣鏡1面、多数の刀剣や鉄鏃、武具などの副葬品が出土しました。ヤマト王権が出現した時代に築かれた古墳で、初期国家形成に関わった有力者の墓と思われます。
古墳をぐるりとする前に、入場無料の展示館から見学するのがオススメ。
発掘された三角縁神獣鏡33面を中心に、たいへんわかりやすく展示されています(内部は次回紹介)
展示館の道標に、三角縁神獣鏡のレプリカ。
この三角縁神獣鏡に、先日紹介した 笠松形 が二本、描かれていますね。
黒塚古墳を見学
黒塚古墳は東西に、前方部と後円部の軸線がありますが、墓域は南北軸線の長方形。
東の軸線上に大和盆地を見下ろす龍王山(標高586m)