昨夕は全国的に雷雨が発生していた模様。夕方ウォーキングで雷。光る夜空を眺めていて #高鴨神社(奈良県御所市鴨神) 宮司さんが #鴨族 に言及されていたことを思い出しました #稲妻 #宮沢賢治
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本文
夕方のウォーキングの時間、西から怪しげな黒雲が押し寄せてきました。
大阪城公園についた頃から、すごい雨。
龍神さま
雨宿りして小雨に変わる頃、黒雲が通り過ぎた後の空がピカッ!ピカッ!
龍神様が空に現れ、ブルブルッと震えながら、ありったけの光線を吐き出しているように見えますね。
ご雷光 #大阪城 pic.twitter.com/eds7KTJuTN
— 開物発事 (@Kai_Hatu) 2023年8月26日
今度は火の鳥があらわれました。
さて次は…と期待する感覚は、花火見物に似ています😅
花火
もう一丁 pic.twitter.com/rYwg9qdwel
— 開物発事 (@Kai_Hatu) 2023年8月26日
稲作弥生時代の雷利用法
雷を見ていて、以前、高鴨神社(奈良県御所市)の宮司さん(鈴鹿義胤さん)が、たいへん面白いことを言っているのを思い出しました。
葛城の鴨族 の古い話。
…鴨族はある種の霊的集団であったと言われますが、その背景には葛城の山で培った高い技術力がありました。平地ではなく山を支配した一族ですから天体観測や薬学の知識が深く、製鉄技術、農耕技術、交通手段である馬術にも長けていました…
…優れた製鉄技術から農耕器具を作って人々に与えることはしましたが、武器を作られるのを恐れて製造方法は明かしませんでした。すでに弥生時代の末期には、鉄を田んぼに刺して雷を落とし、土壌を電気分解して、収穫量を上げることもしていたようです。しかしどのように高い技術を誇ろうとも、武器を作ろうとはしませんでした
鴨族についての鈴鹿宮司のお話(認識)は、本ブログでよく取り上げる出雲伝承(斉木雲州氏)ときわめて共通しています。
なぜなら鴨族の出発点は出雲だからです。
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雷を『稲妻、いなずま』と言うように、古来、稲の穂がたわわに実るには、雷さまの力が必要と考えられていました。
現代科学的にも、落雷は空気中の窒素酸化物(NOX)を合成して土壌を肥沃にする作用があることが解明されています。
雷が落ちたあと、森にキノコがよく生える(シイタケの収穫量がアップする等)という経験談もよく聞かれますよね。
農学校の先生だった宮沢賢治は、授業にしめ縄を持参し、藁縄を雲、〆め子を雨、稲妻を御幣・紙垂に例えて、雷(天気)と農業について授業したそうです。