はじめに
出雲伝承では葛城鴨始まりの地とされる #鴨都波神社。境内の #鴨都波遺跡 から弥生中期初頭(紀元前300±100年)の土器・農具が出土。鴨都波は『鴨の水端,みづは』と解釈される。御祭神は出雲のクニづくりの #事代主神、子授け安産の #下照姫命
目次
本文
鴨都波神社(かもつばじんじゃ。通称:下鴨社)
(34.46075186812546, 135.73280083016277)奈良県御所市宮前町514。近鉄・JR御所駅から南に500メートル。徒歩約10分。
御祭神:積羽八重事代主神(つみわ やえことしろぬしのかみ)、下照比売命(したてるひめのみこと)
御由緒)本社の御祭神は、古く 鴨都波八重事代主神 と申し奉り、それは 鴨の水辺で折目ごとに祀られる田の神という御神名 で、弥生時代の中期初頭、この 葛城の岸辺に鎮め祀ったのに始まる。本社は高鴨社に対して下鴨社ともいい、鴨族の発祥地としてこの地方を治め、全国に分布する鴨社加茂の源 である。御祭神は宮中八神の一つとして尊崇され、神功皇后の朝鮮遠征や天武天皇の壬申の乱に御神託を受け給いし神徳高き神にて、延喜の制では名神大社に列した古社である
鴨都波神社 拝殿と御本殿
鴨都波神社 境内
境内で目立つのが無患子(むくろじ)の大樹(西側)と大きな御神木(東側、いちい樫)。
社務所案内要約)境内にはいにしえより無患子の木が数本生息しています。ムクロジと読み『子が患わ無い(子が病気にならない)』という意味。無病息災、家内安全を願う縁起のよい木として守り継がれてきました。その実は毎年成る訳ではなく、数年に一度という貴重なもの。貴重な無患子の実に願いを込めて『無病息災』『家内安全』『開運招福』の見守りとして授与いたします
鴨都波神社 境内社
手前が火産霊神社。『ほむすび』と読みます。カグツチではなく『かまど三柱大神』と案内されています。金山彦命は、金山姫に対応し、たたら場(金属精錬場)の守護神。