蓮の華が描かれた提灯に明かりが灯る #地蔵盆。お供えをして地域の子どもたちの安全と健康を祈願。虫の声も賑やかに、朝夕の風と雲と光に秋の気配 #道祖神 #サイノカミ
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本文
夏と秋のせめぎ合い
相変わらず暑い日が続きますが、朝夕のウォーキングは涼しい日も増え、
秋の気配を感じる時季になりました。
ここ数日は、大阪も天気が不安定で、上空で夏の熱気と秋の涼気がせめぎ合っている様子を見ることができます。
風と雲と光が織り成す空の景色を、一年で一番楽しめる季節かも知れません。
朝焼けの右の写真は大阪城公園のいつもの場所から。
外堀の向こうに生駒の大鳥。
光と雲が描く一期一会のデザイン
夕方には、西の雲が太陽光線と混ざり合って、上空に美しいデザインがあらわれます。
先日も紹介しましたが、夕日から伸びる「薄明光線」と反対側(対日点)に伸びる「反薄明光線」
西に雲が多い夕陽の時間帯に見ることができますが、空に描かれるデザインは一期一会。
電球がLEDになったとて、提灯の灯りは温かく優しいですね。
期間中、お地蔵さんにはお供えもの、子供たちにはお菓子が振る舞われます。
こちら(内)とあちら(外)…境目に立つ道中の道祖神(サイノカミ)の古い信仰は、
仏教の影響を受けて地蔵尊の信仰へと引き継がれ(カタチを変え)、
こうして、現在の大都市の片隅にも残されています。