オフィス街にある #大阪商工会議所 敷地内の #若宮商工稲荷神社。歴代会頭のそばの階段奥にひっそりと鎮座。他で見たことがないユニークな #狛犬さんは一見の価値 #五代友厚 #豊臣秀吉
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五代友厚公の像
(34.6841524, 135.5112243/大阪市中央区本町橋2−8/大阪商工会議所敷地内)
薩摩の人で、明治期、大阪の経済発展の礎を築いた五代友厚公は一番左。
朝ドラ「朝が来た」で、ディーン・フジオカさんが演じて、よく知られるようになりましたね。
市内では北浜の証券取引所にも五代友厚公の像が建っていて、そちらのほうが有名ですが。
それにしても強い意思を感じるキリッとした男前ですね。
奥さま(五代豊子)も美人だったそうです。
若宮商工稲荷神社
三人の銅像の横の階段の奥に鎮座する若宮商工稲荷神社。
天正十一年(1583)に豊臣秀吉公が大坂城築城にあたって建立した若宮稲荷神社。
明治十二年(1879)に初代会頭(当時は大阪商法会議所、中央区伏見町)・五代友厚公が敷地に奉祀した商工稲荷神社。
二つの神社が、会議所の現在地への移転に伴い合祀され、今に至っています。
こちらに経緯が詳しく紹介されていますので、興味のある方はご覧になってください。
個性的な狛犬さん
当社の狛犬さんは、昔から当地に鎮座していた若宮稲荷神社の御本殿を守っていました。
たいへんユニークな狛犬さん。他では見たことがありません。
先のリンク先記事の中で、向かって右側の狛犬さんの「口の中に勾玉」があると紹介されています。
当日は気が付かなかったので、また見てくることにします。
個人的には、口の中の勾玉は、子宝(子孫繁栄)を意味するものと(アラハバキ的に)解釈します。
それにしてもです…イカれた感じの目のわりに、首に巻いた鈴がカワイイ😀
境内と御本殿
以前紹介した瓢箪山稲荷神社(東大阪市瓢箪山町、御祭神は保食大神 うけもちのおおかみ)の御由緒に、秀吉公の「ふくべ稲荷」の話がありますが、
「ふくべ」とは瓢箪(ひょうたん)のこと(おそらく子宮を意味する)
瓢箪は、秀吉公が馬印とした千成り瓢箪が有名ですね。