ものづくりとことだまの国

縄文・弥生・古墳時代の謎。古神社、遺跡、古地名を辿り忘れられた記憶、隠された暗号を発掘する。脱線も多くご容赦ください

【大原野神社③】フジバカマの藤色とアサギマダラの浅葱色【源氏物語の色彩】

京都洛西、藤原氏と紫式部ゆかりの #大原野神社 では、境内で育てた #藤袴 の花を乾燥させてつくった香り袋をお守りとして授与していました。今年も10月にフジバカマの蜜を求めて #アサギマダラ がやって来たそうです

目次

本文

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藤袴(ふじばかま)まもり

大原野神社の社務所に並んでいた授与品の中に「藤袴(ふじばかま)まもり」というのを見つけました。

「ふじばかまの匂い袋入り」と書いてありますね。

フジバカマの花は乾燥させると、桜餅のような、淡い香りがするので、平安貴族の女性に重宝されたそうです。

藤袴(ふじばかま)まもり

巫女さんが「良い香りがしますよ」と、そばの小箱の中の乾燥した花をかがせてくださいました。

ほんとうに桜餅🌸のような良い香り。

紅葉真っ盛りの秋ですが、食欲とともに、心はつかのまの春🤤

フジバカマ。紫と白があります。摩耶山天上寺

「境内で栽培したフジバカマを10月に刈り、花を香りのお守り袋にする」そうです。

「今年もアサギマダラがやって来た」そうで、ご自分で撮った写真も見せてくださいました。

御礼に私も摩耶山で撮った写真を。見せ合いっこですね🙆

フジバカマとアサギマダラ。摩耶山天上寺

境内で栽培して香りのお守りに

どこで栽培しているのですか?と聞くと、ちょうど社務所の斜め前、拝殿前の植え込みのところ、とのこと。

西京区出身で、今年六月に新入幕、小兵ながら九州(11月)場所でも好成績(9勝)をおさめた藤ノ川関の等身大看板の後ろだそうです。

藤ノ川関の等身大看板の後ろの植え込みでフジバカマを育てます。

フジバカマに藤ノ川関の図…

想像するだけで絵になりますねぇ〜実力者なので来年も期待できそうです。

小柄ながらスピーディーで大型力士相手に堂々とした取り口は印象的でした。

個人的なことを言いますと、オヤジさんが羽振りの良い頃(昭和40年前後)、伊勢の海部屋のタニマチをやっておりまして、ちょうど横綱・柏戸関や、先々代の関脇・藤ノ川関がいて、大阪の春場所になると、にぎやかな千秋楽パーティーに何度か連れて行ってもらった思い出があります。

源氏物語の色彩。藤色と浅葱色

10月の摩耶山天上寺のフジバカマとアサギマダラの回(冒頭にリンク)で紹介しましたが、

源氏物語・第三十帖「藤袴」は、光源氏の息子・夕霧が(喪中にもかかわらず)オシャレをして、いとこの玉鬘(たまかずら)に藤袴の花を差し出して「コクハク」し、あえなく振られるお話。

作者・紫式部の創造の世界ではありますが、夕霧は手に持つフジバカマにコーディネートして、アサギマダラの色彩をまとい親父さん(光源氏)を真似て「コクハク」したのかも知れないと考えていたのですが…

ちょうど目の前を神職さんが御本殿に上がられる姿を見て、これだっ!と。

神職さんの狩衣(かりぎぬ、上衣)は藤色、袴は浅葱(あさぎ)色。

フジバカマとアサギ(マダラ)色をまとう神職さん

ねっ!夕霧のおしゃれカラーはこの組み合わせですよね!👍

知らんけど

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