はじめに
纏向の東 #三輪山 北麓の穴師(あなし)に向かう途中。#野見宿禰(ノミノスクネ)と #当麻蹴速(タイマノケハヤ)が史上初めて相撲をとったとされる垂仁天皇 #纒向珠城宮跡。近くに後期の #前方後円墳 3基がならぶ #珠城山古墳群。中央の古墳の墳丘に 葛に覆われた #稲荷神社
目次
本文
纏向遺跡居館跡から東に進むと、三輪山北麓の穴師(あなし)に向かう道に入って、ほどなく、第11代垂仁天皇・纒向珠城宮跡(まきむくたまきのみやあと)と近くに 珠城山古墳群
纒向珠城宮伝承地(穴師周辺)
(34.546488808824826, 135.84823421573427)
案内板)纒向珠城宮は、第11代垂仁天皇の営んだ宮とされています。日本書紀によりますと、垂仁天皇の時、野見宿禰(ノミノスクネ)と当麻蹴速(タイマノケハヤ)とが天皇の前で初めて相撲をとったとされています。この物語は、相撲発祥の物語として知られており、ここから東にある相撲神社は、その相撲が行われた地として伝えられています。野見宿禰は出雲の人 で、天皇がそれまでの殉死の風習をあらためようとしたとき、替わりに埴輪を作ることを進言した人物としても記されています
相撲の祖・野見宿禰は、古墳や埴輪づくりの 土師氏 の祖とされています。
珠城山古墳群(3つの前方後円墳)
写真右の案内板。長年の汚れで、よく見えないので、ウェットティッシュで拭いたんですが。笑
前方後円墳としては新しい後期(西暦500年代前半)の築造で、東西に3つの前方後円墳(東から一号・二号・三号)が並んでいます。被葬者は不明。
中央の二号墳にのぼることができます。
(34.54672836034609, 135.848281450353)
登拝道への階段には、葛の新芽(ランナー?)が、ニュキニョキと地面に触手を伸ばしています。
石段の先に赤い鳥居と祠。お稲荷さんです。
案内もなく、いつだれが、ここにお稲荷さんを祀ったのかは不明です。
大きい方の祠の前の石に葛の花びら。見上げると葛の茂みがもくもくと。
ここからは三輪山も見えます。