はじめに
天神社というと御祭神は菅原道真公ですが、はるか昔の出雲では #国造りの祖神 が御祭神だった?。#大和葛城山 の頂に鎮座する #葛城天神社(御祭神:#国常立命)はそのこん跡かも。山頂からはヤマト平野と大阪平野(瀬戸内海)をまとめて #国見 できます #鴨族 #出雲と大和
目次
本文
葛城天神社
(34.457975345230736, 135.6867987997434)奈良県御所市櫛羅/葛城ロープウェイ・葛城山上駅すぐ/駐車場はロープウェイ・登山口駅周辺(駐車場はつつじ・ススキのシーズンにはたいへん混雑します)
御祭神:国常立命(くにのとこたちのみこと、天の神の始祖)
御由緒。文字起こし)葛城天神社は葛城の霊峰に鎮座します。天の神の始祖・国常立命を祭神としてお祈り申しております。この境内は 天神の森 と称せられ古代祭祀の遺跡で加茂(鴨)氏の始祖・加茂建角身命(かもたけつぬみのみこと、賀茂建角身命)*1の神跡とも伝えられ 鴨山 とも呼ばれています。古来葛城地方に繁栄した加茂氏をはじめとする諸民族がこの天つ神の御神徳を敬い奉仕してまいりました。今日なお人々の信仰あつく国土安全・万民快楽・五穀豊穣・業の栄を神けけてお祈りし御霊験まことにあらたかでございます。
葛城天神社 境内
葛城山頂の眺め
最後のオニユリ。ススキの穂もまだ赤いですね。
標高およそ960メートル。大阪平野(瀬戸内海)とヤマト平野を一望できるのはここだけです。
『国見』とは、古代の大王や首長が、高いところに立って、自らの支配権の及ぶクニを見晴るかすことをいいます。はるか昔には、そこから見える範囲を支配地と考えていたのかも知れません。
瀬戸内海のさらに向こうが、鴨族の故郷、出雲(大山)の方向。