ものづくりとことだまの国

縄文・弥生・古墳時代の謎。古神社、遺跡、古地名を辿り忘れられた記憶、隠された暗号を発掘する。脱線も多くご容赦ください

第26代継体大王(男大迹王)

【忍坂坐生根神社(1)】弥生・古墳・飛鳥・奈良…ヤマト古代史が積み重なった地の社

はじめに 後背の宮山を御神体として古い祭祀が今に残る #忍坂坐生根神社。ヤマト創世の歴史が積み重なった地の古社 #意柴沙加宮 #継体天皇 #息長氏 #額田部氏 目次 忍坂坐生根神社(おっさかにいますいねじんじゃ) 忍坂坐生根神社 参拝 忍坂坐生根神社 境内…

【今城塚古墳】古代の王宮の再現 二百体以上の埴輪列【埴輪まつりのステージ】

はじめに 大阪府高槻市 #継体天皇 王墓陵が定説化した #今城塚古墳。濠の外周、65mの張り出しに #埴輪まつりのステージ。出土状況を復元して1区から4区までに200体以上。#今城塚古代歴史館 の展示とあわせて埴輪、古代の王宮・祭祀を考えるのによい史跡です…

【今城塚古墳】濠・墳丘に出入自由で前方後円墳を体感【継体天皇古墳説が定説化】

はじめに 大阪府高槻市の #今城塚古墳 墳丘長181m、濠を含む全長354mの #前方後円墳。六世紀前半の築造、畿内と北陸・琵琶湖を繋ぐ淀川北岸の #三島平野 、豪華な副葬品や埴輪から王墓、第26代 #継体天皇 古墳説が定説化。濠にも墳丘にも出入り自由の体感…

【笏谷石】越前福井 継体天皇ゆかりの社は淡い青緑色【越前青石】

はじめに 昨年秋 #継体天皇 の足跡を追ってゆかりの神社を巡った日はあいにくの雨。濡れた狛犬・石像・灯篭・敷石がほんのり青緑色。調べると #笏谷石(#越前青石)。平成28年に日本地質学会が #福井県の石 に選びました 目次 笏谷石(越前青石)福井県の石 …

越前平野の御祖神【男大迹王 継体天皇】王になる決意と遠き阿須波・故郷への想い

はじめに 福井市内の #足羽山に鎮座する式内社 #足羽神社(あすわじんじゃ)。昨年秋、紅葉には少し早い頃に参拝。第26代天皇としてヤマトに出立する決意をした #男大迹王(ヲホド王)#継体天皇。自らの霊を鎮め #大宮地之霊(#座摩神)とともに故郷を守護し…

【飛鳥 於美阿志神社】足元が気になる 平安時代の征夷大将軍【坂上田村麻呂】

はじめに 明日香村 #檜前(ひのくま)に鎮座する #於美阿志神社。大陸からの渡来系 #東漢氏 の氏神。この一族から #坂上苅田麻呂 #坂上田村麻呂を輩出しました。江戸期に描かれた田村麻呂公の足元が気になり、手掛かりがないかとお詣り #檜前寺跡 #宣化天皇 …

【鴨稲荷山古墳】復元された古代首長のキラキラ豪華装飾品(冠・沓・耳飾り)【高島歴史民俗資料館(1)】

はじめに 滋賀県高島市 #鴨川 が流れる天皇橋のそばに #鴨稲荷山古墳。金銅製のキラキラ輝く冠、沓、耳飾りなどで飾られた被葬者の様子から、#継体天皇 と深い関わりのある首長・皇子クラスの墓と推定されます。#高島歴史民族資料館 目次 鴨稲荷山古墳(かも…

【古代文字の謎】継体天皇 伝承の地 安閑神社に残る【神代文字の石】

はじめに 継体天皇 の皇子 #安閑天皇 を御祭神とした #安閑神社。境内の広場には、謎の #神代文字の石。古墳の石だった説があります。ぐるぐる渦巻き模様の舟、島、ゼンマイのような植物にも見えます。まさか、超古代のQRコードかも (´▽`) #ホツマツタヱ #…

継体大王(ヲホド王)・考

はじめに ヲホド王(男大迹王)と称された #継体天皇。子孫を多く残した人で、第27代 #安閑天皇、第28代 #宣化天皇、第29代 #欽明天皇 のお父上。#聖徳太子 は欽明大王の孫ですから、継体天皇は太子の曽祖父になります 目次 滋賀県高島市(安曇川、あ…

【国石ヒスイの古代史(15)】玉作の物部氏と忌部氏 古代王朝に仕えた祭祀の一族★★【三種の神器・雑考(5)】

まとめ 物部氏、忌部氏は古代王朝で祭祀を行う一族で、それぞれ玉作の職業集団を有していました。物部系の玉祖連は400年代の難波と河内、忌部系の玉作集団は500年前後のヤマトで、活動のピーク期とエリアは異なります 目次 難波玉作部は物部★★ ヤマト曽我の…

【ヲホド王・継体天皇】治水・クニ造り・水運の実業家【欽明天皇の父上 聖徳太子の曽祖父】

継体天皇石像(福井市足羽山)2019年11月撮影 まとめ 日本古代史で #継体天皇 #ヲホド王 は中興の祖と言えるでしょう。善政を行ない今でも北陸の人々の誇り。治水を始め #クニ造り #水運 に長けた大王で今風にいえば実業家の顔を持っていたようです。北陸・…

【日羅公の埋葬地(1)】石碑に書かれた驚きの史実【将軍地蔵尊(大阪市天王寺区上本町)】

長らく大阪に住んでいて、地元の史跡には慣れ親しんでいるものの、それでも見落としていること、見落としていたことがあります。 あまりにも小さな『点』、それは『(歴史として)隠されているから』なのかも知れません。 日羅(にちら)という人物をご存知…