天狗で有名な京都市北部の #鞍馬山 #鞍馬寺に参拝。たくさんのおとぎ話や地域伝承に登場する赤い顔・長い鼻の #天狗。猿田彦(サルタヒコ)にも似ているところは古代妄想がそそられます
目次
本文
まずはドドーンと!
鞍馬寺への行き道。
真っ赤なお顔に立派なお鼻。

妖怪なのか神なのか…英雄譚にも登場する天狗
おとぎ話や伝承に登場する天狗は、山奥に棲む妖怪であったり、
山伏の格好をした山の神のようであったり。
ひょうきんで親しみやすいキャラであったり…

時に英雄譚に登場するあたりも「鬼」に似た存在です。

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何よりも、古神道以来の、赤い顔で長い鼻の猿田彦(サルタヒコ、導きの神、道祖神)にソックリという点で、古代妄想がそそられますね😀
祭の先導役のサルタヒコの長い鼻は、道標として、進むべき方向をあらわすものと考えられます。

天狗いろいろ
山腹の鞍馬寺の本堂までケーブルカーで。
さすがお寺直営!乗車券には、御寄進票と印刷されています。

待ち時間中、駅舎内の展示物を見学。
天狗の名がついたものが集められた展示は面白かったです。
鞍馬石とも呼ばれる銘石の手のひらサイズのものは 天狗の卵 と呼ばれるそうです。


鞍馬石は、チタン鉄の含有量が多い花崗岩の仲間で、サビが出る様子から侘び寂びの表現として、
茶室まわりの踏み石や灯籠などにふるくから使われてきましたが、今はレッドデータブックに記載される希少資源で、鞍馬山周辺では採集禁止です。
テングノムギメシなんて、食べてみたいですね🤤


鞍馬寺の寺紋は天狗のうちわ!?
寺紋は天狗の団扇(うちわ)でしょうか。
密教系のお寺(鞍馬弘教)なので、大元インドのクジャク説もあります。



本堂周辺で見かけた天狗の絵馬。
団扇も描いてあります。

奥の院は本堂からさらに1キロほどハァハァいいながらの山奥。
当日は奥さん同行だったので、いずれまたお参りしましょう。



