はじめに
大間町の氏神さん #大間稲荷神社。お稲荷さんですが、全国でも珍しい道教の船魂神、#天妃神 を祀ります
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大間稲荷神社
青森県下北郡大間町大間字大間91-1/隣接する大間町立公民館の駐車スペースあり
御祭神:稲荷大神、天妃媽祖(てんぴまそ)大権現、金毘羅大権現、弁才天
御由緒、まとめ)江戸期の元禄九年(1697)、後に名主(村長)となった伊藤五左衛門が、海難の危機を助けられた神徳を崇め、中国の道教の天妃の神(航海安全の船魂神)を水戸より遷座(お連れ)したのが創始。享保十五年(1730)に能登屋市左衛門が稲荷神を勘請(お招き)し、百滝稲荷と称した。明治六年(1873)に合祀し、さらに金比羅・弁才天を合祀。1883年に現在地に移転・再建。
由緒から推察すると、大間一帯に鎮座していたお社を明治期に、ここに合祀したようで、つまり、現在の大間町トータルの氏神さんは大間稲荷神社となります。
大間稲荷神社境内と天妃神
中国道教の天妃神(天妃媽祖大権現)が祀られているのは、東北・北海道では、大間稲荷神社だけだそうです。
天妃神拝殿は普段は施錠されていますので、事前に下記サイトのお問い合わせフォームから事前に連絡すれば見学できるようです。