はじめに
本宮から #貴船川 沿いを北に徒歩15分 #貴船神社奥宮。貴船神社の創建地とされ、今でもうっそうとした大樹の杜の中に鎮座。御本殿地下に #龍穴、そばの石積み #船形石 の中には御祭神 #玉依姫命 が当地まで乗ってきたという #黄船 が眠っていると伝えられます
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本文
(35.12899658133526, 135.7652740577345)/京都市左京区鞍馬貴船町180/本宮から徒歩約15分。駐車場あり
貴船神社奥宮 神水 pic.twitter.com/oMVJ0DfYmh
— 開物発事 (@Kai_Hatu) 2022年8月6日
楼門をくぐってすぐ左に 連理(れんり)の杉(奥宮の御神木)。
連理とは別々の木が一つになるという意味で、夫婦をはじめ男女の仲睦まじい姿を現すとされています。
ここでは杉と楓が和合したもので、たいへん珍しいものだそうです。
御祭神:高龗神(たかおかみのかみ)(本宮と同様、水や雨を司る)
御由緒(原文ママ)当地は、貴船神社が当初創建されたところ で、当社の祭神も本宮と同様、水や雨を司る「高龗神(たかおかみのかみ)」である。社伝によれば「反正天皇の時代(五世紀初頭)」に、玉依姫命(たまよりひめのみこと)(神武天皇の母)が黄船に乗って浪速(大阪)から淀川、鴨川、貴船川をさかのぼって当地に上陸し*1、そこに祠を営んで水神を祀ったのが当宮の起こりである」とのことで、地名及び社名をこの「貴船」に求める説もある。境内の本殿横には、この伝説にまつわる 船形石 があり、これを詰み囲んだ小石を持ち帰ると航海安全に御利益があるとされた。また 本殿下に巨大な龍穴 があり、文久年間(1861〜1863)の本殿修理の際、大工が誤ってノミをこの中に落としたところ、一天にわかにかき曇り、突風が起こり、ノミを空中に吹き上げたという。この他、宇治の橘姫伝説や和泉式部の恋願成就など、当社にまつわる逸話は多い。なお当社境内周辺には昭和60年(1985)6月に京都市指定天然記念物に指定されたカツラをはじめ、高木が多く見られ、自然遺産の宝庫でもある。
貴船神社 奥宮 境内
鬱蒼とした緑に囲まれた境内。
拝殿と御本殿は南面。
由緒に書かれた、下に巨大な龍穴(湧水の井戸?)があるとされる御本殿。
神社では権殿とは、修復期間中、御本殿から御神霊が出て一時的に仮住まいする仮本殿のこと。したがって権地とはその仮本殿があったところ(今後、仮本殿が建てられるところ)という意味かと思われます。
船形石(黄船)
玉依姫命が『浪速(大阪)から淀川、鴨川、貴船川をさかのぼって当地にやってきた黄船』にまつわる伝承が残る 船形石。
船の形をした石積みを、ぐるり一周して撮影しました。