ものづくりとことだまの国

縄文・弥生・古墳時代の謎。古神社、遺跡、古地名を辿り忘れられた記憶、隠された暗号を発掘する。脱線も多くご容赦ください

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【貴船神社 奥宮】鬱蒼とした杜に包まれた境内 玉依姫命の黄船伝承が残る【船形石】

はじめに

本宮から #貴船川 沿いを北に徒歩15分 #貴船神社奥宮。貴船神社の創建地とされ、今でもうっそうとした大樹の杜の中に鎮座。御本殿地下に #龍穴、そばの石積み #船形石 の中には御祭神 #玉依姫命 が当地まで乗ってきたという #黄船 が眠っていると伝えられます

目次

本文

貴船神社 奥宮(貴船神社旧鎮座地)

(35.12899658133526, 135.7652740577345)/京都市左京区鞍馬貴船町180/本宮から徒歩約15分。駐車場あり

貴船神社 神水(湧水)楼門前の手水舎

楼門をくぐってすぐ左に 連理(れんり)の杉(奥宮の御神木)。

連理とは別々の木が一つになるという意味で、夫婦をはじめ男女の仲睦まじい姿を現すとされています。

ここでは杉と楓が和合したもので、たいへん珍しいものだそうです。

貴船神社奥宮 。左)楼門、右)楼門入ってすぐの連理(れんり)の杉

御祭神:高龗神(たかおかみのかみ)(本宮と同様、水や雨を司る)

御由緒(原文ママ当地は、貴船神社が当初創建されたところ で、当社の祭神も本宮と同様、水や雨を司る「高龗神(たかおかみのかみ)」である。社伝によれば反正天皇の時代(五世紀初頭)」に、玉依姫命(たまよりひめのみこと)(神武天皇の母)が黄船に乗って浪速(大阪)から淀川、鴨川、貴船川をさかのぼって当地に上陸し*1、そこに祠を営んで水神を祀ったのが当宮の起こりである」とのことで、地名及び社名をこの「貴船」に求める説もある。境内の本殿横には、この伝説にまつわる 船形石 があり、これを詰み囲んだ小石を持ち帰ると航海安全に御利益があるとされた。また 本殿下に巨大な龍穴 があり、文久年間(1861〜1863)の本殿修理の際、大工が誤ってノミをこの中に落としたところ、一天にわかにかき曇り、突風が起こり、ノミを空中に吹き上げたという。この他、宇治の橘姫伝説や和泉式部の恋願成就など、当社にまつわる逸話は多い。なお当社境内周辺には昭和60年(1985)6月に京都市指定天然記念物に指定されたカツラをはじめ、高木が多く見られ、自然遺産の宝庫でもある。

貴船神社 奥宮 御由緒

貴船神社 奥宮 境内

鬱蒼とした緑に囲まれた境内。

貴船神社 奥宮

拝殿と御本殿は南面。

貴船神社 奥宮 拝殿

貴船神社 奥宮 狛犬

由緒に書かれた、下に巨大な龍穴(湧水の井戸?)があるとされる御本殿。

貴船神社 奥宮 御本殿

神社では権殿とは、修復期間中、御本殿から御神霊が出て一時的に仮住まいする仮本殿のこと。したがって権地とはその仮本殿があったところ(今後、仮本殿が建てられるところ)という意味かと思われます。

貴船神社 奥宮 御本殿の右隣り 権地の札が建つ御神域

貴船神社 奥宮 境内

船形石(黄船)

玉依姫命が『浪速(大阪)から淀川、鴨川、貴船川をさかのぼって当地にやってきた黄船』にまつわる伝承が残る 船形石

船の形をした石積みを、ぐるり一周して撮影しました。

玉依姫命が当地に乗って来られた黄船(貴船の語源?木船?)を石で包んだものとも云われています。

貴船神社 奥宮 船形石(黄船)

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*1:反正天皇の時代(古墳時代中期)に神武天皇の母上・玉依姫命(実在するとしたら弥生時代の紀元前)がやって来るという由緒は歴史が合わない