北九州出身の巨匠の業績が、一時間ほどでまるっと見ることができる。
名作・砂の器。よかったな~
津軽と出雲地方の方言が似ていることを手掛かりに、刑事が東北の「カメダ」探しから、出雲の「亀嵩(かめだか)」にたどり着く展開。
古代ミステリー好きにはたまらない。
最近、遺伝学的な東北と出雲の結び付きが研究されるようになり、清張さんの感性に科学が追い付いてきた感じだ。
古代に強い関心を持ち、ヤマタイコク論争に積極的に加わり、あまりの鋭さに考古学者が議論を避けたという逸話の持ち主。
私も調べ物の中で、書かれたものを何度も読ませていただいている。
銅鏡などを収集しておられたことは記念館で知った。
ショップでは文庫本を買った。記念館限定の濃緑の装丁がうれしい。
短編傑作集・或る「小倉日記」伝。その中の「断碑」という短編を読みたくなった。
ある考古学者の人生を描いた短編と展示パネルで紹介されていたので早速読んだ。
弥生時代を見いだすほどの才能を持ちながら、境遇に恵まれず、32才で早世した孤高の考古学者。実在のモデルがいて書かれた小説だった。
ほかにはいくつかの冊子と絵はがき。
それと記念館の館報をいただいて帰った。裏に山藤章二さんのイラスト。私にはこちらのイメージの方が強い。
九州旅行で買った古代フィギュアが「たまたま」手元にあったので一枚におさめてみた。
うん!繋がった。点と線だ
遮光器土偶は青森県の亀ケ岡遺跡というところから出土した「弥生」の土偶だ。(亀ケ岡物)
亀ケ岡遺跡は紀元前1000~紀元前300年で弥生だ。近年の研究により時代区分が変わっている。