古代妄想レベル:★★★=MAX ★★=MEDIUM ★=MIN or A LITTLE
富山県埋蔵文化財センターを見学した古代妄想(朝ドラ・みおつくし以来の沢口靖子さんファン)がご長寿ドラマ「科捜研の女」にインスパイアされ創作したストーリー(★★★)見たことない人スミマセン!
ストーリー中、本当は「土門さん」だが、ここでは縄文の土器・土偶にちなみ「土文さん」にした
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ある日、科捜研にいた榊(さかき)マリコの電話が鳴る。
マリコ「あら、お父さん、久しぶりね」
マリコチチ「マリコか。実はこちらでホトケ様が見つかってな。土文(どもん)刑事と一緒に現場まできてくれ」
こうしてマリコと土文刑事は現場となった富山県・小竹貝塚に向かった。
マリコ「ご遺体ね」(土文ともども静かに手を合わせる。鑑識の白い手袋が眩しい)
「土文さん。ではご遺体をみさせていただきましょう。」
マリコ「脈はナシ。生活反応もナシ。瞳孔は・・・大きく開いているわ。若い方だわ。ご遺体の状態からみて 死後六千年 というところね。食べていた物(貝塚)はヤマトシジミ。・・・おかしいわ、まわりに水辺がないのに。死因は・・・風丘先生(法医学)に解剖を依頼しましょう。」
土文「うむ。(解剖って。いるんか~いっ!)」
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土文「おい榊。見つかったご遺体のリストだ。全部で91体。このうち男性が35、女性が18。他は性別不明。ひとつの現場でこれほどの人骨は全国でも有数だ。」
マリコ「それは 連続〇人 名誉なことね。でも・・・わかっている53体だけで 男性が67% も・・・とてもバランスが悪いわね」
土文「死亡時は10代後半~20代の青年が一番多く、次いで胎児・新生児が続く。平均をとると短命だ。」
「身長がわかっている男22体、女7体のデータだが、男は165センチ以上(大柄)が6体あったが、154センチ(小柄)もありバラバラだが平均は158センチ。女は平均で148センチだ。」
マリコ「で、お父さん。ご遺体はどういう状況で発見されたの?」
チチ「こちらを見てもらおうか(指さしのところ)。犯行当時の現場は、海水と淡水の混ざる内海のそば だったんだよ。」
マリコ「そうかっ!それでシジミなのね。お父さんが愛用している健康食品類じゃなかったのね。」
チチ「・・・最近はお酒は控え目なんだよ・・・こちらの資料はご遺体が出た状況だよ。」
マリコ「犯人はたいそう丁寧に埋めたようね。数からみて長い時間をかけて・・・複数の計画的な犯行ねっ!」
「じゃあ、お父さん、科捜研に戻ってご遺体の顔を復元するわね。」
数日後。マリコは被害者の顔を復元した。
マリコ「土文さん、出来たわ。どう? 骨太で筋肉モリモリのイケメン男性だったわ(目がキラキラ)」
土文「おい榊。目がパッチリ二重だが、ほっそ~い目のショーユ顔ではないのか。」(土門刑事役:内藤剛志さん)
マリコ「そう? 私のお好みでソース風に 焼いて 復元してみたの。」
「ついでに女性もこうだったかな~って、復元してみたわ。」
土文「う、うん!?(左の絵。タンスにゴンの 榊に似ているよな。)」
「・・・。(しかし二重のソース顔が好みだったとはっ!!) ハァ~~~ 」
マリコ「どうしたの?ため息なんかついて。土文さんも海の生活で鍛えたらイイ男になると思うんだけどな~。うふふっ」
土文。頭を掻いて照れ笑い(エンディングテーマ)