はじめに
葛城に下る #水越川 源流域。#水越峠 は奈良・御所市と大阪・千早赤阪村を結ぶ旧国道309号線の峠。2017年台風から封鎖されていますが手前の #祈りの滝 まで通行可。葛城山で修業した #役行者 の行場のひとつで峠の旅人の霊場でした
目次
本文
国道309号線。水越峠と祈りの滝
案内板の金剛山(左、南)と葛城山(右、北)の山稜が下って交わるところで、現在は、奈良県側から車で旧・国道309号線を上がって水越峠手前の祈りの滝まで行くことができます。
現在の国道309号線は水越トンネルを通ります(グーグルマップの黄色線)。一方、峠の旧道(白線)は平成29年(2017)台風21号の被害が大きく、以来、祈りの滝から向こうは閉鎖されたまま。
祈りの滝(奈良県御所市関屋)
(34.44155133290808, 135.68770556632623)
祈りの滝の案内板には、葛城の麓の茅原(ちわら)生まれの役行者(えんのぎょうじゃ)が葛城山で修業した行場のひとつで、行者や峠を越える旅人が祈った滝(霊場)であることが書かれています。
地中500メートルボーリングの湧水の水汲み場。行列がなければ100円で水を汲み放題。
滝からの帰りがけに、次々と上がって来る車とすれ違いました。人気の湧き水のようです。
滝の流れを撮っている時、足元に黒いモノがっ!。ピョンピョンと滝つぼの石の方に泳いでゆきました。
もしかしたら役行者のご眷属だったのかも。( ´艸`)
カエルの滝行。滝壺の石の方に泳い渡る。見えるかな。#祈りの滝(水越峠近く。奈良県御所市関屋、旧国道309号線の行き止まり。現在の国道309号は水越峠をトンネルで通過) pic.twitter.com/k4FmMo5dmL
— 開物発事 (@Kai_Hatu) 2021年7月30日
水越川の源流域
祈りの滝広場から水越川(源流域)に下りてゆく道があります。川沿いは親水公園のようになっています。
水越川はここから東に下って行き、葛城川に合流します。
アラハバキ解・汎日本古代信仰の謎に迫る(全54話完結)
【2020年12月~2021年5月、連載完結】