はじめに
石神井(しゃくじい)公園の南に隣接する #石神井氷川神社 に参拝。関西人の私には東京・埼玉に集中する『氷川』の名の付く神社ははじめて。境内から三宝寺池まで続く樹叢は古い #武蔵野 の景色 #大口眞神
目次
本文
御本殿は三宝寺池を背に、境内参道に対して南面します。
(35.73691149501869, 139.59580324750783)/東京都練馬区石神井台1丁目18−24/石神井公園の南隣。西武池袋線・石神井公園駅、西部新宿線・上石神井駅より徒歩15分/専用駐車場はあるようですが早朝に参拝した私は停められず。石神井公園北側の郵便局横のコインパーキングに停めました
室町時代ごろ、この一帯を西辺として現在の池袋~としまえんあたりまでを支配した豊嶋氏の石神井城があったところで、応永年間(1394-1428)に、城の鎮守として、武蔵國一ノ宮・大宮氷川神社(総本社)から分霊して創建されたとのこと。
ちなみに太田道灌に滅ぼされた豊嶋氏の名が、現在の豊島区の由来になったそうです。
境内の様子
手水舎に『石神井郷 鎮守社』の文字。豊嶋氏が滅んだあと、当社は石神井一帯の総鎮守として崇敬された歴史のこん跡。
水琴窟(すいきんくつ)があり、水を流すとコロンコロンとよい音が響いていました。
録画(録音)を試みたのですが、カラスがやかましく、うまく音を拾うことができず。
境内末社。石神井一帯にあった小社をまとめて合祀したようです。
社の壁に貼られていた絵札。調べると 大口眞神(おおくちのまがみ) とはオオカミのこと。御嶽信仰と関係があるようですね。
(私のホームグラウンド)京阪神の神社巡りでは見たことがないデザインと神名。宿題がひとつできました。
関東大雨の翌朝の青空。眩しい朝の光を受けた緑の陰は濃く、このコントラストはもう夏ですね。
境内奥の鳥居を抜けると、三宝寺池に向かう森。
森の中に豊嶋氏の石神井城跡。
ここを下ってゆくと三宝寺池です。